みにちゅあーとの「喫茶店」

 みにちゅあーとの積みプラ消化ネタから
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 今回は「喫茶店」をば
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 実は私の故郷にこれとよく似た建物があります。
 ただし喫茶店ではなくヘアサロンか何かに転用されている様ですが、いわゆる「小京都」と言われる町並みではときたまこんな風に昭和か大正頃の建物でもそこそこクラシカルな意匠のまま使われることも多いようです。

 Nスケールで喫茶店の製品化というと街並みコレクション時代のジオコレでリリースされたハーフティンバーっぽい看板建築の物が最もポピュラーなものと思います。
 喫茶店というのはある意味で店ごとに個性が異なる事が多くその一方で開業の手軽さから他の店舗の建物が最も転用しやすい業種とも言えます。
 事実うちの近所や故郷のような田舎ですら「蔵を改造した喫茶店」とか「古民家を転用した喫茶店」というのがありますし。

 それだけに喫茶店としての最大公約数の外観をモデル化するのは案外難しいのかもしれません。
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 みにちゅあーとの喫茶店は角地用のモルタル造り夜はBARをやっている古くからある田舎か下町の喫茶店という風情。
 入口に階段がある構造に歴史を何となく感じさせます。
 その一方で昭和のころまでは地方都市の角地にはこういう角に入り口の付いた外観の建物をよく見かけたものです。
 喫茶店に限らず事務所とか郵便局などにも多かったので喫茶店に拘らなくてもレイアウトやジオラマ上で転用する事は可能でしょう。
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 実際私もそういう用途を想定して購入した記憶があります。

 壁面はこれといって特徴がないものの窓枠のクラシカルな表情がこのモデルの真骨頂。
 薄手の素材なのでプラ造形の様な金壺眼の心配がなくとてもいい雰囲気を見せます。

 屋根の特徴がないので工作は楽な部類で休日の午後一杯を潰すつもりなら十分完成できます。
光山鉄道管理局
 HPです。


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