みにちゅあーとの「アパート」

 みにちゅあーとの積みプラ消化ネタから
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 今回は「アパート」です。
 他のキットの例にもれずこちらもまた「どこにでもある普通のアパート」それも掃き出し窓のない「昭和30年代のモルタル造り」です。
 街を歩いていても「どこにでもある普通の建物」として認識される建物ですが、その当たり前さゆえに「偉大なる凡庸」よろしくレイアウト・ジオラマ映えのする建物と言えます。
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 同種の建物はTOMIXが「アパート」ジオコレが「集合住宅B」として既にリリースしていますが、前者は掃き出し窓とアルミサッシのある昭和40年代以降の造り、後者は学生下宿によくある廊下を挟んで向かい合わせに部屋があるタイプ。
 みにちゅあーとのそれは両者の折衷で玄関側に鉄骨製の通路と階段が配されたアパートとしては最もポピュラーなタイプです。

 私自身幼稚園くらいまではこのタイプのアパートに住んでいましたし、東京に就職した知り合いが練馬の駅近くで暮らしていたのがこのタイプでした(但しみにちゅあーとのとは異なり共同便所が端についていましたが)
 ですから「私個人のノスタルジーを最も刺激してくれる形状のアパート」という点でみにちゅあーとでのリリースは有難かったのです。
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 建物自体は単純な箱形状で特に難しいところはありませんがこの建物のハイライトは何といっても階段・通路部分。
 ペーパー製ゆえにきわめて細く表現された骨組みと手すりを組み合わせる過程は一番の難所(と言うほどでもありませんが)でここが仕上がると何という事なしにウキウキしてきます(笑)
 出来上がった建物はTOMIXやジオコレのそれよりかなり小ぶりですが、同じ形状のアパートを2,3軒集中して配置しても不自然さはありません(というか、この種のアパートは家主の土地に集中して何軒か建て込まれることがままあります)
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 もちろん、TOMIXやジオコレのアパートと並べたりGMの住宅街に紛れ込ませてもかなりのリアリティが出せる建物と思います。
 都会風のレイアウトの線路際、あるいは駅近くの線路班詰所の裏なんかにあってもいいアクセントになるでしょう。
 (リアルに考えると騒音がひどいので家賃は安そうですが、今なら鉄オタ専門のアパートで売れそうですねw)

光山鉄道管理局
 HPです。


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