各社の701系盛岡色を比較する(笑)
今回はKATOのリリースに乗っかって「701系盛岡色比較」をやってみようと思います。
前にも書いたように701系盛岡色は最初にマイクロエース、続いて鉄コレ、そして今回のKATOと事実上の3社競作になっています。
何しろ故郷の電車だけに出るたびに入線させ、改造モデル(と言ってもリペイントに毛が生えたレベルですが)まで作らせた電車(そのくせ乗ったのは数える位しかない)なのでメーカー毎の違いには興味もあります。
写真は左からマイクロエース、鉄コレ(NewDays)の動力化、KATOの順です。
マイクロのは初期型のカラーリングなので他の2車とは印象が異なりますが、鉄コレとKATOとでも紫帯が鉄コレのそれがややざらついているのに対してKATOのはクリーンな質感で見せてくれています。
屋根上、KATOの更新型は屋根上の抵抗器が撤去された仕様です。マイクロのは更新前ですし、鉄コレのそれは元々T車しかなかったのを青い森鉄道の屋根をコンバートした仕様なので色調が異なります。
(余談ですがそのせいで鉄コレの701系盛岡色は「2両ともトイレがある」事になってしまうのですがこればかりはやむを得ません)
パンタ周りではKATOのは最新型らしく碍子が白くなっていていいアクセントです。ですが配線の細密感ではマイクロも結構健闘しています。鉄コレはコスト重視で碍子の色刺しも細部の配線も省略されています。
前面周り鉄コレ、マイクロはややヘッドライトが大きめに見えますが、KATOのは大きさも控えめで幾分細密な感じはします。
スカートの色はマイクロがダークグレー、鉄コレは黒、KATOがグレーで実車はグレーなので一応KATOのそれが実車に近い仕様とはいえます。
走行性は流石に一番後から出たKATOが最もスムーズ。後の2車については水準内ですが「いつものマイクロ」「いつもの鉄コレ」の走りという以上の感想は出ません。
ただ、先発2社はいずれも4軸フル駆動なので、KATOのより力強さはあります。むしろパワフルすぎて2連では過剰性能に感じる位で(笑)
もちろん走りに関しては、どれを選んでもあからさまな不満も出ませんが。
こうして3つを並べてみるとコストや製造時期などの違いによる差はあるものの思ったほどの差はありませんでした。
旧塗装に思い入れがあればマイクロでも良いでしょうし出物が安かったら鉄コレの盛岡色をベースに自走化させるのもアリだと思います。
尤も今一番入手しやすいのは最後発で欠点の少ないKATOの製品ですが。
最後に
鉄コレの青い森鉄道をベースにリペイントした盛岡色。実はこの帯もヱスビーモデルのインレタ、はるお製作所のデカールと2通りの表現方法があります。
こちらのはデカールの仕様ですが、これの製作が佳境だった時期にNewDaysの盛岡色リリースのニュースが流れ、一時的にむなしい気分を味わった記憶が。
なので出来については目をつぶってください(涙)
光山鉄道管理局
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何しろ故郷の電車だけに出るたびに入線させ、改造モデル(と言ってもリペイントに毛が生えたレベルですが)まで作らせた電車(そのくせ乗ったのは数える位しかない)なのでメーカー毎の違いには興味もあります。
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マイクロのは初期型のカラーリングなので他の2車とは印象が異なりますが、鉄コレとKATOとでも紫帯が鉄コレのそれがややざらついているのに対してKATOのはクリーンな質感で見せてくれています。
屋根上、KATOの更新型は屋根上の抵抗器が撤去された仕様です。マイクロのは更新前ですし、鉄コレのそれは元々T車しかなかったのを青い森鉄道の屋根をコンバートした仕様なので色調が異なります。
(余談ですがそのせいで鉄コレの701系盛岡色は「2両ともトイレがある」事になってしまうのですがこればかりはやむを得ません)
パンタ周りではKATOのは最新型らしく碍子が白くなっていていいアクセントです。ですが配線の細密感ではマイクロも結構健闘しています。鉄コレはコスト重視で碍子の色刺しも細部の配線も省略されています。
前面周り鉄コレ、マイクロはややヘッドライトが大きめに見えますが、KATOのは大きさも控えめで幾分細密な感じはします。
スカートの色はマイクロがダークグレー、鉄コレは黒、KATOがグレーで実車はグレーなので一応KATOのそれが実車に近い仕様とはいえます。
走行性は流石に一番後から出たKATOが最もスムーズ。後の2車については水準内ですが「いつものマイクロ」「いつもの鉄コレ」の走りという以上の感想は出ません。
ただ、先発2社はいずれも4軸フル駆動なので、KATOのより力強さはあります。むしろパワフルすぎて2連では過剰性能に感じる位で(笑)
もちろん走りに関しては、どれを選んでもあからさまな不満も出ませんが。
こうして3つを並べてみるとコストや製造時期などの違いによる差はあるものの思ったほどの差はありませんでした。
旧塗装に思い入れがあればマイクロでも良いでしょうし出物が安かったら鉄コレの盛岡色をベースに自走化させるのもアリだと思います。
尤も今一番入手しやすいのは最後発で欠点の少ないKATOの製品ですが。
最後に
鉄コレの青い森鉄道をベースにリペイントした盛岡色。実はこの帯もヱスビーモデルのインレタ、はるお製作所のデカールと2通りの表現方法があります。
こちらのはデカールの仕様ですが、これの製作が佳境だった時期にNewDaysの盛岡色リリースのニュースが流れ、一時的にむなしい気分を味わった記憶が。
なので出来については目をつぶってください(涙)
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