鉄道民宿とTOMIXのマンション
このコロナ禍の影響か、鉄道模型関連のホビーライフも若干の変化を感じさせられることがあります。
行きつけだった鉄道カフェは喫茶としては休業中ですが、そこのオリジナルキットのリリースは活況を呈しているようですし。
そしてこの冬以来ご無沙汰だった鉄道民宿ですが、近年中古モデルの扱いにも力が入っているとの由。
という訳で先日半年ぶり位にお邪魔しました。
お目当ては前にも紹介したマイクロの417系だったのですが、嬉しかったのがストラクチャー類が充実していた事。
実は現住地に限らず故郷なんかでもそうなのですが一般的な中古ショップでストラクチャー類の中古に当たる確率というのは案外に少ないのです。
(まあ、都会でも基本同じ傾向ですがあちらは何といっても分母が大きい)
そのくせたまに出物があるとよほど特殊なモデルでもない限り、ストラクチャーの中古は車両の比べると安価な傾向があります。
中にはレイアウトばらしで発生した様なのもありますし、逆にお座敷運転の点景として使われていた様なのもあります。
また、車両と違い塗装がされていたり、キットバッシュや改造が施されたモデルに当たる事もあるのですが、そういうモデルはびっくりするほど派手に手を加えられている事も多いものです。
最初はお目当ての417系だけ買って帰るつもりだったのですが、気が付いてみるとそれ以上の容積の買い物で予想外の散財をやらかす羽目に(とは言っても車両別で二千円くらい)なりました。
(容積が大きい=大型の建物モデルという意味ですけれどw)
購入したのはTOMIXのマンション2棟とガソリンスタンド一軒。前ユーザーが屋上と非常階段の一部に塗装をしていた事が安さの理由の様な気もします。
どちらもプレーンで癖のないデザインとシステム模型ならではの拡張性がウリです。
製品のマンションは5階建てですが中間階を組み合わせればこの組み合わせで最大8階建て+2階建てが可能。今回2棟買ったのも「中間階をつぎ足しして高くする」目論見があったからです。
これに以前からレイアウトの隅っこに鎮座している14階建てを組み合わせれば最近の地方都市の駅前近くでよく見かける「マンション街」が一丁上がりです。残った1階と最上階のフロアも2階建てに改造すれば(意外と手間がかかりますが)病院やスタジオ、事務所なんかに転用可能です。
考えてみれば街中でこの種のマンションが一棟だけ素立ちで建っていても、却ってリアリティが薄い気がしますし。
(これよりも近代的なタイプであればそういう事もあるのですが、その場合周囲にも同じくらいの高さのホテルやオフィスビルがあるのが普通です)
こうしてノーマルの5階建てに対して8階建てに継ぎ足されたマンションはなかなか堂々たる雰囲気を見せます。
これならモジュールレイアウトは勿論、都市風のものならレイアウトのランドマークとしても使えると思います。
TOMIXのマンションも一時はあちこちで中古を見かけたものですが、前のユーザーの大半は「お座敷運転の背景代わり」に床の上に置かれる用途だったのではないかと思います。
同じTOMIXの総合ビルよりも一般的な形状ですしお座敷ならば結構ランドマーク的な存在感を見せる建物ですし。
光山鉄道管理局
HPです。
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