パーミルの自動車修理工場・その2
先日形が出来上がった模型工房パーミルの「自動車修理工場」
内部のジャッキをはじめ工場内の装備にも意を配ったキットですが、素組みのままだと物足りないのも確かです。
ここは自動車修理工場らしくアクセサリを組み入れたくなります。
と、言うわけで適当なミニカーを配置。特にジャッキアップされた車の存在感は抜群です。
ミニカー自体はNサイズのミニカーとしては一番パッとしない外見のKATOの MS80クラウンなのですが、それが実に生き生きと見えるのです(ですからカーコレなんかだと更に生き生きするであろうことは必定w)
人形はこれまたNスケールフィギュアで一番売れ残り率の高いジオコレの「工場の人々」から数体を配置。これがまた「本来居るべき場所を得た」がゆえに実に生き生きして見えました。
そしてわたし的にアクセントとして取り入れたかったのが「工場の外でくつろいでいる犬か猫」
実を言うと近所の自動車修理工場の周りでは何故か野良猫か野良犬がうろついている事が多いのです。なので先日の帰省で入手していたファーラーの「犬・猫」から一匹。
これらの相乗効果で自動車修理工場は「生きている風景としての佇まい」を如何なく発揮し出したのには驚きました。
なお、キット付属の看板はそれっぽいオリジナルメーカーの物でしたが個人的な趣味で一部差し換えています。
このキットは建物だけ配置しても面白くないのですが、それだけにアクセサリを組み合わせてミニシーンを作りたくさせる魔力を持っていると思います。
こういう良い意味での「物足りなさ」を持っていると言う点で本作はレイアウト用品として実に理想的なアイテムであり、これに「工場背後の線路を通過する列車」が加わる事で「シーナリィのあるレイアウトの魅力とはこう言う事か」と納得させてくれる説得力を持ち得ていると思いました。
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
幸いドラム缶は市販物がある(GMのキットにちょこちょこついている他、やや小さいが蓋を開けた状態も再現できるSWEETというメーカーの1/144のも)し、一斗缶も2㎜角棒を3㎜づつに切って銀に塗ればできるので楽ですが。
GMの詰所とかジオコレの一部の建物にはドラム缶がいくつか付いて来ることがありますね。使い勝手が良いだけにコンスタントに入手できるパーツがあれば助かります。
余談ですが修理工場というより改造工場の部類に入るのですが実はうちの近所には「ドラマの劇用車専門の工場(あるいは保管庫)」というのが存在します。
見た目は普通の修理工場なのですが中には実車ではとっくに引退していそうな旧車のパトカー、救急車などが一堂に並ぶ一種異空間ですが、現住地の近所に「2時間ドラマの聖地」みたいな所がある関係からかこういう業種も存在できるのでしょうね。
>使い勝手が良いだけにコンスタントに入手できるパーツがあれば助かります。
前に話したかもしれませんが、SWEETのキットというのはこれの事です↓
【SWEETの公式HP・ドラム缶セット(税抜600円で32個入り)】
https://sweet144model.shop-pro.jp/?pid=80455839
内容は検索すると分かると思いますが、黄土色(形成色)の左右半分づつと蓋に分かれていて、これをスチロール接着剤で組み立てます。
完成品は1/144スケールですが、モデルがGMより小型規格なのか、GMがオーバースケールなのか、高さ6㎜・直径4㎜ぐらいですね。
(GMはずんぐり<詰所キットなどの奴>が高さ6㎜・直径5㎜、ノッポが高さ7㎜・直径4㎜)
あと個人的には、情景師アラーキーのゴッサムシティのジオラマに使われてたジュースの空き缶(1/35)の情報基に作ってみた、「紙製のドラム缶」も以外にありと思っています。
まず硬めの薄い紙(ケント紙?)から胴部分が6×14㎜の長方形(長辺が紙の縦方向に来るように)、底と蓋が5㎜の円形(ポンチなどで紙を抜くと楽)を切り抜きます。
次に、胴体を2㎜のプラ棒に巻き付けて糊で固定した後、瞬着を少し流して底と蓋を接着して円筒にします。
(リブもキャップもないのっぺらぼうですが後述の理由で不要です、もしリブがいるなら適当なものをつけてください。)
この後瞬着が乾いた後「こいつを潰します」、紙なのでくしゃくしゃになりますよね?これをもう一度瞬着で固めて、次に錆色に塗り、最後にウェザリング。
「壊れて捨てられたサビたぼろドラム缶」の完成ですw(アラーキー氏もつぶれた缶を作るためにこの手法を取っています。)
>
かつてはミリタリー系の情景パーツで鉄道模型用に転用できるものがTMS誌上でも時々紹介されていましたね。
「つぶれたドラム缶」の製品化は結構難しそうな気がするので紙製ドラム缶の自作法も大いに参考になります。
2㎜はアラーキー氏の空き缶の方で、私のドラム缶の場合はタミヤの直径「3㎜」プラ棒を使用しています。
(紙の厚みや棒から外す際に少し緩めになるので、内側3㎜で直径が4㎜の筒になります。)
返信が遅くなってすみません。情報ありがとうございました。