ワールド工芸流改C55の動力に手こずる
昨年11月以来のネタになります。
前回から大分間が開いてしまいましたがご勘弁を。
11月に入手していたワールド工芸のC55流改タイプを入線させていますが、テンダードライブ部の動力でギアが滑る様なストレスのたまる走りっぷりは相変わらず続いています。
この件に関しては前にそのことを当ブログで取り上げた際に、複数の方からアドバイスを頂いたのですが、ここひと月ばかりそれに従っていろいろと試してみました。
特に有効に思われたのが何人かからアドバイス頂いた「モータとシャシの間にボール紙などのスペーサーを挟んでモーターの搭載位置を押し下げる」というもので、これまで試していなかった方法だけに期待していました。
さっそく試してみたのですが紙の厚みや大きさを変えながら幾通りか試してみても走りっぷりは変わりません。
あまり紙片が大きいとモータを前後から支えているパーツにゆがみが生じてモーターマウント自体が狂いますし、小さくて厚みのある紙片を挟み込むと確かにモータが押し下げられている様子ですが、走りっぷりがかわらないのです。
動力の作動状態を見る限りではモータとウォームギアの間はしっかりかみ合っているようですが、その下の車輪のギアとをつなぐ部分で空転気味になっている様にも見えます。
してみるとどうやら問題はモータとギアというよりもその更に下、ウォームギアと車輪の間のギアの遊びが大きい事で半分空転しているような状態になっているのではないかと思い当たりました。
このユニットでは各パーツがギアと真鍮板パーツの組み合わせで動力ユニットを構成していますがダイカスト製のユニットに比べて各パーツ間の遊びが大きく、その遊びの間隔の調整によって走り具合が変わる構造のようです。そうなると不器用な私の技量で足回りを全分解して調整する(もしくはあきらめる汗)というあまりぞっとしない事になります。
少々覚悟を決めてかからないといけない様な気がしてきました。
前回アドバイスを下さった皆様には不本意な結果と現状になってしまいましたが、それでもアドバイス頂いた事やお心遣いには感謝しています。もし他に何か有効な方法がある様ならばまたよろしくお願いします。
光山鉄道管理局
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特に有効に思われたのが何人かからアドバイス頂いた「モータとシャシの間にボール紙などのスペーサーを挟んでモーターの搭載位置を押し下げる」というもので、これまで試していなかった方法だけに期待していました。
さっそく試してみたのですが紙の厚みや大きさを変えながら幾通りか試してみても走りっぷりは変わりません。
あまり紙片が大きいとモータを前後から支えているパーツにゆがみが生じてモーターマウント自体が狂いますし、小さくて厚みのある紙片を挟み込むと確かにモータが押し下げられている様子ですが、走りっぷりがかわらないのです。
動力の作動状態を見る限りではモータとウォームギアの間はしっかりかみ合っているようですが、その下の車輪のギアとをつなぐ部分で空転気味になっている様にも見えます。
してみるとどうやら問題はモータとギアというよりもその更に下、ウォームギアと車輪の間のギアの遊びが大きい事で半分空転しているような状態になっているのではないかと思い当たりました。
このユニットでは各パーツがギアと真鍮板パーツの組み合わせで動力ユニットを構成していますがダイカスト製のユニットに比べて各パーツ間の遊びが大きく、その遊びの間隔の調整によって走り具合が変わる構造のようです。そうなると不器用な私の技量で足回りを全分解して調整する(もしくはあきらめる汗)というあまりぞっとしない事になります。
少々覚悟を決めてかからないといけない様な気がしてきました。
前回アドバイスを下さった皆様には不本意な結果と現状になってしまいましたが、それでもアドバイス頂いた事やお心遣いには感謝しています。もし他に何か有効な方法がある様ならばまたよろしくお願いします。
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この記事へのコメント
正直なところ、入手したものの、今後もすべてを使いきる予定もないので、使っていただけるのでしたら、差し上げます。
ご興味がありましたら、ご連絡をお願いします。
コメントありがとうございます。
先ほどそちらのブログにコメントをお送りしましたのでご参照願います。
>
>1月24日にメールをお送りしました。
昨夜の23時23分に返信のメールを送信しましたがまだ届いていないでしょうか?
もしそうでしたらご連絡ください。
たまたま拝見して興味を持ちました。
ワールドの動力をじっくり見たことはなく構造を把握できていませんので、一般的な話としてコメントさせていただきます。
下部のギアの噛み合いも気にはなりますが、車輪の車軸とギアの間が滑っていませんでしょうか。
途中のウォームホィールやアイドラーがそれぞれの軸に対して空回りしていても、左右にずれて隣接のギアと噛み合わなくなっていないかぎり、短期間であればあまり問題はありませんが、車軸が貫通しているスパーギアが車軸に対して空回りすると、当然のことながら車輪が滑ります。
1.まず車軸が貫通しているギアを個別に指で押さえて左右の車輪を回転させてみてください。これを4軸すべてについて行ってみてください。
2.もし滑っているものがあれば分解して、脱脂(樹脂材質によりベンジンなどの有機溶剤の使用で脆化するものがありますので、中性洗剤の使用が無難です)、ごくごく少量の週間接着剤またはクリアボンドで固定という手順になります。
3.これらがすべて滑っていなければ、まさかと思いますが、モーターのウォームギア2個を左右逆方向に同時に回転させて出力軸とウォームギア間の滑りがないかどうか確認します。
4.これらがすべて問題なければ途中のスパーギアの噛み合いが十分でないことが結論づけられます。次に4つの車軸を2つずつ組合わせて、車輪を指で回して本来回転するはずのない車軸(車輪)のうち回転する車軸を特定してください。
5.この結果により噛み合いが悪く滑っている部分が特定できる可能性があります。
6.軸とギアの滑りはギアの材質(樹脂)の経年変化により嵌め合いが緩くなっている場合が考えられます。この場合は注油により、より滑りやすくなります。
7. ギアの経年変化で最も多いのはギア割れです。材質によっては修復できる場合があります。金属ギアではこのようなことは生じず、切下げによる摩耗に注意しておく必要があります。
是非、確認されてみてはいかがでしょうか。
コメントとご指摘ありがとうございます。
併せて返信が遅くなってしまったことをお詫びいたします。
「車軸とギアのあいだの滑り」というのはこれまでのチェックの中では盲点でした。ましてや出力軸とウォームギアの空転というのも「まさか」と思っていたところがあったと思います(大汗)
これまでの動力系のレストアではこうしたケースに出会っていなかったのですが、近日中、なるべく早く再チェックをしたいと思います。
ギア割れはこれまでエンドウやしなのマイクロの動力で経験していますが、今回のケースでは特に欠損は認めていませんでした。
示唆に富むアドバイスありがとうございました。
再度お送りいただければと思います。
先程2回送信させて頂きました。うち1本は先のメールへの返信形式にしてあります。
まだ不着の場合はご連絡下さい。
ウォームの滑りはウォームの形状や軸との接触長さを考えると割れは考えにくいものですが、樹脂製のウォームはあとで容易に交換できるため、疑う余地があります。
もう一つギアのトラブルとして摩耗があります。これはモーター固定の精度が出にくい構造の車両が実に多くあり、金属製のウォームと噛み合うホイール(金属製・樹脂製によらず)で顕著に摩耗じている例を見ます。一方、途中の伝達部分では摩耗するぐらいであば回転しませんので、割れのみを疑います。バックマンのいくつかの古い製品では、樹脂製のウォームホイールが摩耗ではなく経年変化で割れてまったくの不動となる例がほぼ100%で、最近では台車まわりはアセンブリーでしか入手できないことから、ほとんど放置されているのではないかと思います。ギア割れによる不動はモーターやギアまわりの固着より厄介で、二個一または三個一によるギア交換しか方法がない場合も多いようです。
マイクロエースのギアについてわずかに記憶に残っています。広告で売りにしていたはずの緑色の樹脂ギアを使用していた3種類の機関車が苦しそうな音を立てて走っていました。当時は他にもスムーズに走らない製品が数多くありましたので、とくに問題とは思っていませんでした。
確認しましたが、迷惑メールにも届いていませんでした。
もしかしたら、ドメイン名等で、プロバイダ側で、はじかれてしまっているのかもしれません。
私のブログのコメント公開を承認制に変更しましたので、
お手数ですが、ブログへのコメントで返信をお願いします。
または、メールアドレス欄に携帯のメールアドレスを入れましたので、
そちらへお送りください。
よろしくお願いします。
こちらこそたびたびご迷惑をおかけしてすみません。先ほどコメント欄に送信しましたのでよろしくお願いします。
いろいろと情報ありがとうございます。
旧しなのマイクロの185系の動力なんかがそうでしたがモーターが快調に回っているのに(笑)ギアが削れてつんつるてん状態だった(当然走れない)という個体に当たった事があります。
またマイクロエースの3軸動力のショーティタイプの機関車も中古を漁ると何両かに1両の割合でモーターマウントが微妙に浮き上がっていて動力を伝達しないものに当たりました。以前は1両500円くらいで入手できていたのでコスト的に気にならなかったのですが。
モーター固定の精度のトラブルはNゲージの旧モデルでは意外に多い印象がありますね。
関水金属のD51の初期モデルとかはモーターがギアのトルクに負けて微妙に後にずれてしまい動力を伝達できないという個体に複数当たっています。
モーターマウントの精度不良は、今でも人気の高いトミーのCタンクでもよくありました。薄い樹脂パーツの反りが原因でウォームとホイールが噛み合わず、空回りするというものです。これは容易に修正できますが、反りを戻す際に適当に手で曲げると破損する可能性があります。瞬間的に必要以上に曲げすぎるためで、壁で手をささえて手の動きを制限する工夫をするか、確実性を求めるのであれば、シャコ万力などに挟んでからゆっくり曲げ直すことが必要でした。ただこのCタンクには他にいくつも問題があり、すべてクリアできていないとまともに走りません。調整次第でほとんどのものがよく走るようになったかと思います。
ところで、以前お送りいただいた3通のメールですが、今更ながら、
本日(2/3)、15時過ぎに3通まとめて到着しました。
どうやら、どこかでメールが滞留していたようです。
何とも、不思議ですね。
こちらこそありがとうございました。
先ほど動力のコンバートを試したので成果を明日のブログに上げたいと思います。
昨日メールが届きましたか。これについても原因を調べてみます。