みにちゅあーとの「のび太の家」
今年最初に製作したみにちゅあーとネタから

みにちゅあーとのアニメ関連シリーズというと「トトロ」や「魔女の宅急便」などに代表される一連のジブリ作品が有名ですが、そのほか「ムーミンの家」なんてのもNスケールで製品化しています。
(でもムーミン谷には鉄道は通っていないはずなのでレイアウトに組み込むには無理がありますが注)
私も「サツキとメイの家」とか「グーチョキパン店」なんかを作っていますが基本的にレイアウトの仮想風景に落とし込むことを前提にしているのであまり突拍子のないものには手を出さない事にはしています。
ですが、昨年暮れに見つけたアイテムには(作品とは別の意味で)大いに心を動かされました。
それがドラえもんの「のび太の家」です。
私自身はドラえもんは連載当初からの付き合い(歳がバレる笑)ですが、その舞台の家自体に思い入れがあったわけではありません。
ですがHPで見た完成写真を見ると、そこにあったのは「昭和40年代のモルタル二階建て住宅のベンチマーク」みたいな「普通の家」のモデルでした。
これが大いに私の琴線を刺激したわけです。

写真を見るとおわかりの様に、この家の間取りと形状は鉄道模型のストラクチャーと比較してもかなり複雑です。階段部を本屋から出っ張らせたり二階屋とはいえ2階はのび太の部屋しかありそうにない狭さだったりします。
ですが昭和40年代当時は普通の下町(都会、地方を問わず)で「二階建ての家」と言うのは外見の意匠の違いを別にすればこういう家が一般的でした。
(あるいは私の故郷がそうだったように「郊外の団地の規格化された住宅の建て増しで「一部屋だけの二階部」がちょこんと乗っかった形状の家とかも含みます)
そうした家は街中をぶらつけば今でも一軒や二軒、あるいはそれ以上目にすることが出来るはずです。
こうした「普通の家」は貨物列車における「黒い有蓋車」とか道路上における「スーパーカブやサニーのトラック」みたいに街中で実物を見てもそのまま見流されてしまうものですが、いざ模型として出てくるととても愛おしさを感じさせるものだと思います。
ドラえもんはともかくとしてもこの「普通の家」に惹かれた私が、乏しかった年末調整の戻しを使って通販サイトをクリックしたのは無理からぬ話とご理解いただきたいと思います(大汗)
実際の製作については次回以降に。
光山鉄道管理局
HPです。

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みにちゅあーとのアニメ関連シリーズというと「トトロ」や「魔女の宅急便」などに代表される一連のジブリ作品が有名ですが、そのほか「ムーミンの家」なんてのもNスケールで製品化しています。
(でもムーミン谷には鉄道は通っていないはずなのでレイアウトに組み込むには無理がありますが注)
私も「サツキとメイの家」とか「グーチョキパン店」なんかを作っていますが基本的にレイアウトの仮想風景に落とし込むことを前提にしているのであまり突拍子のないものには手を出さない事にはしています。
ですが、昨年暮れに見つけたアイテムには(作品とは別の意味で)大いに心を動かされました。
それがドラえもんの「のび太の家」です。
私自身はドラえもんは連載当初からの付き合い(歳がバレる笑)ですが、その舞台の家自体に思い入れがあったわけではありません。
ですがHPで見た完成写真を見ると、そこにあったのは「昭和40年代のモルタル二階建て住宅のベンチマーク」みたいな「普通の家」のモデルでした。
これが大いに私の琴線を刺激したわけです。

写真を見るとおわかりの様に、この家の間取りと形状は鉄道模型のストラクチャーと比較してもかなり複雑です。階段部を本屋から出っ張らせたり二階屋とはいえ2階はのび太の部屋しかありそうにない狭さだったりします。
ですが昭和40年代当時は普通の下町(都会、地方を問わず)で「二階建ての家」と言うのは外見の意匠の違いを別にすればこういう家が一般的でした。
(あるいは私の故郷がそうだったように「郊外の団地の規格化された住宅の建て増しで「一部屋だけの二階部」がちょこんと乗っかった形状の家とかも含みます)
そうした家は街中をぶらつけば今でも一軒や二軒、あるいはそれ以上目にすることが出来るはずです。
こうした「普通の家」は貨物列車における「黒い有蓋車」とか道路上における「スーパーカブやサニーのトラック」みたいに街中で実物を見てもそのまま見流されてしまうものですが、いざ模型として出てくるととても愛おしさを感じさせるものだと思います。
ドラえもんはともかくとしてもこの「普通の家」に惹かれた私が、乏しかった年末調整の戻しを使って通販サイトをクリックしたのは無理からぬ話とご理解いただきたいと思います(大汗)
実際の製作については次回以降に。
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この記事へのコメント
のび太の家がモデルチェンジしているというのは今回初めて知りました(恥)
ネットの画像などから見ると今回のキットは2005年以降の物の様ですね。旧家屋は板目張りの壁面で二階が二部屋という構造の様です。
むしろTOMIXの近郊住宅に近い構造と間取りに見えますね。
(TOMIXのそれは発売時の標準的な外観と思うので昭和で言えば50年代前後ではないでしょうか)
みにちゅあーとでジブリ関連のストラクチャーが発売されているのは知っていましたが,のび太の家があったとは知りませんでした。
のび太の家といえば,ブルートレインはぼくの家(てんコミ25巻)で,家が線路を走るというシュールな光景がありますね。私は,トミックスの近郊住宅を,バックマンのCタイプディーゼルにかぶせて真似をしました(笑)
Nゲージレイアウトの民家も,どうしてもGMキット等で同じ形の建物ばかりになりがちですから,こうしたキットの存在はありがたいですね。
余談ですが,アニメに出てくる建物といえば,私はだいぶ前にGMの3階建てビルを改造して毛利探偵事務所(名探偵コナン)を作ったり,ペーパーで一刻館(めぞん一刻)を作ったりしたのですが,また色々作りたくなってきました。
>モデルチェンジ
これなんでも大山のぶ代時代頃、家がアニメオリジナルだったので声優交代時にデザインなどを一新した際、原作に近い形状にしたみたいですね。
(外見ですぐわかる違いが玄関から見て2Fが向かって「やや右寄りで玄関の真上にのび太の部屋の窓」が原作、2F全体が大きく左よりが旧アニメ<以下アニメ版>)
何で変更したのかは、スタッフに聞かないと分かりませんが「漫画版だと、のび太の部屋の位置がおかしい。」からじゃないかと。
(不可能ではないが階段の形状が奇妙になる)
原作もアニメ版も「のび太の部屋は玄関側に窓・その反対に廊下」ですが、便宜上玄関側を時計の6時の方角としますと。
・2F廊下=3時(階段)から9時の方向にのびている
・1F廊下=6時(玄関)から12時の方向にのびている
はずですが、原作だと階段が1F廊下から並行(6時から12時)に上がっている場面が何度もあるんです。
(アニメ版だと廊下から直角に折れる形で、9時の方角に階段が出ている。)
仮に階段あるいは2F廊下接続部分が90度曲がっているにしても、これだと玄関のほぼ真上にのび太の部屋がおけません。
(廊下は玄関からほぼ直進なので90度曲がると大きく左右にずれてしまう。)
アニメ版は前述のように2Fを9時の方向にずらして階段を廊下と直角にし、
「6時から12時直進(1F)→9時に方向転換し上る(階段)→6時に方向転換し部屋に入る→窓は玄関の方向だが少し9時側」
としておりました。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
「のび太の家」が出ているのは私も最近さんけいさんのHPでリリースを初めて知った次第でした。
お値段が少し張るのですが版権代にいくら消えているのやら(笑)
この種のアニメ、マンガ系のストラクチャーはレイアウト用以上に舞台設定がしっかりしているものが多いので、応用範囲が広そうに思います。
私の場合は計画段階のままですがフジミの雪ミク電車のおまけについてくる「時計台プラモ」を継ぎ足したらアニメ版「うる星やつら」の友引高校校舎が作れるのではないかと考えた事があります(笑)
アニメの場合、舞台美術と同じでキャラクターの動線を優先した間取りが設定されている節がありますね。
なので立体化するとおかしく感じるところも出てきやすいのではないかと思います。
これは次回以降のブログで書くつもりだったのですが、今回のキットで不自然なのは「2階の南側の壁面に窓がない」点が気になりました。
私の実家なんかがそうなのですが採光や通風を考えると、普通なら北側や西側に大きな窓を作らずに南側に窓やベランダを持って来るのが自然な筈なのになぜかそうなっていないのです。