「3月6日」という事で三陸鉄道36形のはなし

 先日に引き続いて日付け語呂合わせネタから(汗)
 今日が3月6日ですから題材もそれにちなんで「36形」です。

 1984年、日本初の第3セクター方式の鉄道として三陸鉄道が開業しましたが、それまでとんと「国鉄でない鉄道」という物に縁のなかった私の故郷にこんな形でオリジナルの鉄道が登場するなどそれまで想像もした事がありませんでしたからインパクトは抜群でした。
 2年前の東北新幹線の盛岡開通と併せて「岩手のような田舎にも鉄道の新時代が来た」というのを肌で実感したのが思い出されます。

 その三陸鉄道の開業当初から投入されたのがこれまたオリジナルの気動車、「三陸」の語呂に因んでその名も「36形」でした。
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 開業当初は国鉄山田線を間に挟んで「北リアス線」「南リアス線」が運用されるという変則的な形態でしたが使われる車両は同じデザイン。
 少々気負いもあったのか単行で使うにはうるさすぎるカラーリングだと当時は思ったものですがその後開業された第3セクターの車両もカラーリングがこれに負けないくらい派手なものばかりだったので今では逆におとなし目に見えるのも不思議なものです。
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 最初の第3セクター方式という事もあってかNゲージではかなり早い段階でTOMIXが製品化しており、岩手のオリジナル車両としては初めてのNゲージモデルとして記憶に残ります。
 36形自体はその後エンジンの換装などで性能は変わったものの基本的なデザインはほとんど同じままでバリエーションに欠ける印象が強いものでした。
 
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 皮肉としか言いようがないのですが、36形にとって転機となったのは東日本大震災でした。
 震災に伴う津波で大きな被害を受けたものの、復旧、復興に伴う過程で様々なラッピング車両が登場して話題をさらい始めると同時に被災地域を力づけるかのような風景の彩として機能するようになりました。
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 更に山田線の移管に伴い新デザインの700番台が増備されはじめ、車両のバリエーションも増え始めています。
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 震災以前に投入された500番台も1両だけの存在ながらバリエーションとして面白い存在です。

 と、まあここまででもNゲージモデルとしては随分いろいろと登場している機種ですが「36形」という名称は基本変わっておらず形式名というよりは「三陸鉄道の車両全体の呼称」と呼んだ方がぴったり来る印象もあります(300番台なんかは元々が横浜のイベント用の車両だったので出自自体が異なりますし)

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2021年03月06日 23:58
第三セクター方式の鉄道は、三陸鉄道以前にも北大阪急行電鉄や泉北高速鉄道などがあったのでは?

三陸鉄道の36形シリーズ、かなり前からトミックスが出していますね。
鉄コレも含めれば1両のみの500形まで出ていますし。
元祖36、100形は何度もマイナーチェンジされながら今でも販売されているベストセラーですね。
ライトは点灯しない代わりに低価格で、初心者を意識した製品なのだと思います。
光山市交通局
2021年03月07日 19:02
>鉄道模型大好きおじさん

 狭義では旧国鉄の転換路線を引き継いだ形式の物が第3セクターと呼ばれる慣習らしいですが、特にそれに拘らなければ仰る通り北大阪急行などが先行していますね。

 私のレイアウトで36形のNゲージが本格的に増備されたのは震災のあとからですが、通常品の36でも初期の物とは現行モデルとは装備やパーツの追加が異なっていて意外に感じました(まさかそこまでまめにバージョンアップしているとは思わなかったのでw)

 単行でも手軽に運用でき、増結も自在な近代的な外観の気動車という点で初期の36形は適当な車両だったのでしょうね。