ローカル私鉄車両20年・第3セクター・貨物専業編

 今回は書籍ネタです。 
 JTBキャンブックスの「ローカル私鉄車両20年」のシリーズは私にとってはそれまで注目してこなかった「地方私鉄」という存在に脚光を当てた意味でエポックとなった本です。
 この本を入手した時期がたまたま鉄道コレクションの登場時期と重なっていた事もあって鉄コレの車両の出自を知る上でもかなり役に立ちました。その意味でも私にとっては有難い存在だった訳です。

 これまで当ブログでは「東日本編」「西日本編」の2冊を紹介してきましたがこのシリーズのは少なくともまだ2冊の続刊があります。
 今回紹介するのはそのうちの1冊
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「ローカル私鉄車両20年・第3セクター・貨物専業編」 (寺田裕一著)
 本書は前の2冊で取り上げられていなかった第3セクター、および貨物専業鉄道の中から2003年現在の61社を俯瞰して見せたものです。
 勿論各鉄道の主要な車両が網羅されており資料性も高いと思います。
 (但しここでの第3セクターはいわゆる国鉄転換路線のものを指しているのでそれ以前から存在する泉北高速鉄道や北大阪急行などは掲載されていません)
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 第3セクター鉄道は80年代以降、雨後の筍の如く増えだした存在なので車両の年式も一部を除けばほぼ会社の発足時期に新製、増備されたものが多いのでカラーリングの違いを除けば画一的というかどれも似たようなレールバスか軽車両ばかりという印象があります。
 (ご丁寧にそれらのラインナップものちに鉄コレで製品化されたものが多い)
 それでも地域柄や運行環境の違いによる外見上の微妙な差異は存在するのでよく読んでゆくと結構面白かったりするのですが。
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 因みに発行時期を反映して最新の鉄道は「IGR岩手銀河鉄道」と「青い森鉄道」の元701系だったりします。

 一方で貨物専業鉄道は実は本書を読むまでは私にとって未知の世界のひとつでした。
 その性質上、臨海線が多い事が祟って実物を目にする機会自体が薄かったのです(何しろ現住地も実家も山の中w)
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 ですから本書で初めてまみえる鉄道も多くこれもまた楽しめました。
 貨物専業鉄道で印象的なのは機関車のバリエーション。
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 と、言いますか「DD13のバリエーション」と言った方がいい位にDD13そのものやよく見ると微妙に差異のあるDD13みたいな機関車が大量に掲載されていてまずそこに圧倒されました。DD13という機関車が如何に「偉大なる凡庸」とでもいうべき名機だったのかを改めて思い知る感じがします。

 それでいてたまにそのトレンド(笑)から離れたデザインの機関車が載っているのを見ると更に新鮮に見えるというおまけつきです。

 ですがこうして俯瞰してみるとまだまだこの世界も奥が深いものですね(汗)
光山鉄道管理局
 HPです。


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