モジュール改装進行中・その2

 春を迎えて本格化しているモジュールの改装作業から。
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 フォーリッジやパウダーを使い川辺のベース露出部を植生で埋めてゆく作業、そして街中や丘陵部に樹木を追加する作業を地味にコツコツと続けています。
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 追加の樹木は以前からストックしていたジオコレの「ザ・樹木」の在庫処分(笑)
 ザ・樹木は付属のフォーリッジがとにかく定着が悪い上に接着した後でもすぐにぽろぽろと崩れてしまう位に劣化が激しいためKATOやウッドランドシーニックスのそれを使用しています。
 このアイテムは、枝ぶりがよく、特にケヤキなどは誰が見てもそれとわかるくらいケヤキらしいデザインなので重宝するのですが、手持ちの奴がこのモジュールにはやや不釣り合いなくらいに巨木なのが難。
 何しろ高さはGMの5階建てビルよりも高く、川を挟んで向かい合うトンネル付きの丘陵とほぼ同じになるのですから。
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 最初はモジュールのシンボルにでもしようかとモジュール真ん中の川べりに植えたのですが、実際に列車を絡めて見るとこれがまた見た目にうるさい。
 せっかく川辺に配置していた街並みをも食ってしまいかねない勢いでした。

 こうなると仕方がないのでケヤキの方は街並みの背後の方にロウレリーフ的に配置し、元の場所にはやや低めのアカマツを並木状に配置する事にしました。
 背景に引っ込んでもケヤキの存在感は抜群でしたが。
 (余談ですが、都市部などではこの種の高い木は増加傾向にあるのだそうです。
 地域のシンボルとして意識的に残されるケースが増えている事や巨木の大敵である落雷や強風のリスクが高層建造物の増加に伴い減少している事などが関係しているそうですが、その目で車窓風景などを見ると下手なマンションより高い木は意外に見かける気がしますね)
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 まだこの方が列車が引き立つようです。

 ゼロから製作するモジュールと異なり既存のモジュールの改装ではメインのシーナリィが出来上がってからの作業なだけに下手をするとせっかくの風景のまとまりを壊しかねない事が実感されます。
 また、ミニカーブ使用のサブエンドレスで カーブ内側にフォーリッジを追加したところ、20M級車が通過する際に「カーブに対して軸距の内輪差が大きいために床下がフォーリッジに乗り上げて走行不能になる」などという笑えないトラブルも。
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 これなどは模型ならではのアクシデントですが(汗)これも現物合わせで調整するほかありません。
 運転会ではわたしの手持ち以外の車両が通過する事も多いので、建築限界のチェックは勢い慎重になります。

光山鉄道管理局
 HPです。


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