「全国鉄道博物館」
今回は書籍ネタから。
JTBキャンブックスの「全国鉄道博物館」(白川 淳 著)
様々な展示物が集積している博物館という場所はジャンルを問わず見る者をワクワクさせてくれるスポットですが、そうした施設が手近にない田舎者にとってはなかなか手の届かない場と言えます。
子供の頃のわたしにとって万世橋時代の交通博物館は一種憧れの場所であり、上京の度に立ち寄る観光スポットでありました。
埼玉に鉄道博物館として移転開業してからも何度となくお邪魔しています。
本書はその鉄道博物館の開業時期に出版された一冊で総ページ数の前半分が鉄道博物館のガイドで占められています。これがまた懇切丁寧な内容で実際に行った身の目で見ても大概の展示物が掲載されており、実際に鉄博に行った気分になれるほどよく纏っています。
後半は小樽から沖縄までの主要な鉄道関係の博物館を俯瞰したコーナーとなっており駆け足ながらも各地の博物館を眺められる構成。
ですがこれを読んでいるとうちの近所にこの手の博物館があまりにも無いことにガッカリさせられるのですが(涙)
(今この種の本が出たなら大阪や名古屋の博物館にも多くのページが割かれると思います)
本来ならばこういう本よりも実際にこれらの施設に出かけて見る方が何倍も良いには決まっています。
が、昨今のコロナ禍の折この手の施設を探訪する事が難しくなっている事を思えばこの種の「読む博物館ガイド」にもそれなりに存在意義はありそうですね。
光山鉄道管理局
HPです。
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