HOスケールの「オペルセネター」

 先日のグランシップの折に静岡の中古ショップでHOスケールのミニカーの出物がいっぱい出ていたので調子に乗って何台か買いこんで来たのですが今回はそのうちの1台から。
 ヘルパから出ていたオペルセネターという4ドアセダンです。
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 オペルが日本での販売を打ち切ってかなり経ちますからセネターなんて聞かされてもどんな車かイメージできる人は少ないと思います。
 実際これを売っていた静岡のポポンデッタでは車種表記もへったくれもなく、ただ単に「紺色の車」としか書いていませんでしたしw


 実車はBMWの5クラスやアウディの100辺りと同クラスのセダンとしてオペルが投入した上級セダンだったそうですが、日本では東邦モーターズやいすゞ自動車が少量輸入した程度で、後にヤナセに販売が移行した時に同クラスのオペルオメガに切り替えられる形でひっそりと姿を消したとの事です。

 長々と実車の紹介に費やしてしまいましたが、実はこのセネター、一度だけ私が乗った事がある車でした。
 以前メルセデスのAクラスに乗っていた時に補修時の代車として用意されたのがこのセネターだったのです。

 ですが当時のAクラスがメルセデス初のコンパクトカーだっただけに全長がヴィッツよりも短く車幅も5ナンバーサイズから2センチ広いだけ。
 それがいきなりオペルのでっかいセダンが代車に用意されたのですから当時の私も驚いたのなんのって。見た目に長さがAクラスの2倍近くありましたし。
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 ディーラーからの帰宅路は車体感覚もステアリングフィールもまるで違う車で、何よりあの図体だけに路地に入る度にぶつけやしないかとヒヤヒヤものだった記憶があります。

 そんな思い出のある車だけに店頭でミニカーを見た時に「あっ!あの時の代車だ!!」とびっくりしたものです。
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 他のモデルでも書いていますが、ドイツ製のHOスケールミニカーは車体がプラの地色であることを除けば造形はシャープで細密感も高く、意外に満足感の高いモデルが多いものです。
 殊セネターの様なマイナー系の車種だとそのメリットは大きいと思います。

 実車を知らなくても再現性が高いので「こう言う車も実在する」と言うことくらいはわかりますからw

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 ちなみにAクラスの代車があそこまででかかったのはその時だけで、のちの車検や点検では同じオペルでもアストラやヴィータが回ってきましたからあの時ほどの違和感はなかったですが

 それにしても「テツドウモケイのイベントに出掛けてきてお土産がミニカーばっかり」というのも初めての体験でした(爆笑)

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2021年06月26日 08:42
「紺色の車」とは凄い表記ですね。
良く言えばおおらか、悪く言えばアバウト。
ポポンデッタは一応は鉄道模型店ですから、車には疎い店員が居るのかもしれませんね。

私の地元の鉄道模型店、もけいや松原の店長は鉄道だけでなく、飛行機や車など乗り物全般の知識は相当なもので、戦車まで網羅しているのですが…
光山市交通局
2021年06月26日 22:06
>鉄道模型大好きおじさん
>
>良く言えばおおらか、悪く言えばアバウト~

 まあ、オペルセネター自体よほどのカーマニアでも知らない人の方が多い(特に平成生まれ以降は)クルマなのでこれは仕方ない気もします。
 尤も同じ店で「メルセデスベンツのEクラス」も単に「赤い車」で済まされていましたが(笑)

 余談ですが私の行きつけのショップの店長さんは鉄道模型のほかに「兎」に凝っています。おまけに本業が硯屋さんなのでジャンルの距離感が広すぎる(汗)