7月9日で「ED79のはなし」
今回も殆ど思い付きで書きだしてしまった行き当たりばったりに思い出を語るネタです(汗)
何しろ「今日が7月9日だからED79のはなしでも」っていう位に行き当たりばったりですから。
ED79とは主にED75の700番台を種車に青函トンネル専用機として改造された機関車です。青函トンネルの勾配に対応した抑速回生ブレーキを搭載、歯車比の変更による時速110キロ運転対応、トンネル内の多湿下の環境への配慮としてサッシのアルミ化や機器の絶縁性能向上の工夫もされています。
・・・などと言った御託はいいとして
わたし的に見たED79の特徴は「間違い探しのノリで見ないとED75と区別がつかない(特に700番台)外観」に集約されます(笑)
そもそもわたし自身が北海道へは連絡船しか使ったことが無く、青函トンネルは一度も通った事がありません(むしろ北海道の大学に行っていた兄弟の方がよっぽど使っています)から碓氷峠のEF63並みに線区が限定されている(おまけにその大半がトンネルの中)ED79にはますます縁がなかったのです。
それなのに当鉄道ではED79はKATOとTOMIXが1両づつ入線しています。
実は2005年頃にこの趣味を再開した当初、ED75を入手したかったのですが現住地はもとより秋葉や新宿を巡っても「ED75が売られていない」という状況で参った事があります。
この時期はKATOの75が発売から相当にブランクが開いていましたしTOMIXもモデルのリニューアル直前のタイミングでこれまた相当に品薄になっていたらしいのです。
一方でED79の方はまだいくつか在庫があったらしくどこの店でも見かけました。あの頃の事なので新車でも3000円前後の値段で買えましたから次善の策と言いますか当鉄道にとってのED79とは「ED75の代用モデル」としての位置づけでの運用だったのです。
故郷で見かけるED75は殆ど0番台か1000番台でしたから700番台譲りの下枠交差パンタや妙にシンプルに見える屋上機器なんかには違和感があるにはあったのですが、それでも開業直後くらいのうちのレイアウトではED75のそっくりさんは持ち主の望郷趣味を反映してブルトレから一般貨物、旧客の牽引までこなす主力のひとつだったのです。
また、趣味の中断以前(1980年前後)だったら専ら予算の問題でできなかった「同一形式のメーカー違いを揃えてその差異を比べて楽しむ」なんてことを最初に体験させてくれたのもED79のご利益のひとつでした。二大メーカーと言えどもブランドごとの造形のポリシーや実物の解釈の違いがあり「基本的な印象が同じでもその造形の違いが楽しめる」事を知ったのは結構な発見だったりします。
のちにED79の種グルマたるED75の700番台も入手しましたが、これも基本同じ形態でありながら微妙な差異(と言うか発売時期の違いによるモデルとしてのリニューアル度)が結構面白かったりしました。
(故郷に居た頃はとんと縁のなかった700番台ですが、数年前に震災復興イベント列車のブルトレに乗った時に初めて実物にお目に掛かりました。岩手の空の下を走るED75 700番台というのはわたし的に結構な感激でしたねw)
光山鉄道管理局
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何しろ「今日が7月9日だからED79のはなしでも」っていう位に行き当たりばったりですから。
ED79とは主にED75の700番台を種車に青函トンネル専用機として改造された機関車です。青函トンネルの勾配に対応した抑速回生ブレーキを搭載、歯車比の変更による時速110キロ運転対応、トンネル内の多湿下の環境への配慮としてサッシのアルミ化や機器の絶縁性能向上の工夫もされています。
・・・などと言った御託はいいとして
わたし的に見たED79の特徴は「間違い探しのノリで見ないとED75と区別がつかない(特に700番台)外観」に集約されます(笑)
そもそもわたし自身が北海道へは連絡船しか使ったことが無く、青函トンネルは一度も通った事がありません(むしろ北海道の大学に行っていた兄弟の方がよっぽど使っています)から碓氷峠のEF63並みに線区が限定されている(おまけにその大半がトンネルの中)ED79にはますます縁がなかったのです。
それなのに当鉄道ではED79はKATOとTOMIXが1両づつ入線しています。
実は2005年頃にこの趣味を再開した当初、ED75を入手したかったのですが現住地はもとより秋葉や新宿を巡っても「ED75が売られていない」という状況で参った事があります。
この時期はKATOの75が発売から相当にブランクが開いていましたしTOMIXもモデルのリニューアル直前のタイミングでこれまた相当に品薄になっていたらしいのです。
一方でED79の方はまだいくつか在庫があったらしくどこの店でも見かけました。あの頃の事なので新車でも3000円前後の値段で買えましたから次善の策と言いますか当鉄道にとってのED79とは「ED75の代用モデル」としての位置づけでの運用だったのです。
故郷で見かけるED75は殆ど0番台か1000番台でしたから700番台譲りの下枠交差パンタや妙にシンプルに見える屋上機器なんかには違和感があるにはあったのですが、それでも開業直後くらいのうちのレイアウトではED75のそっくりさんは持ち主の望郷趣味を反映してブルトレから一般貨物、旧客の牽引までこなす主力のひとつだったのです。
また、趣味の中断以前(1980年前後)だったら専ら予算の問題でできなかった「同一形式のメーカー違いを揃えてその差異を比べて楽しむ」なんてことを最初に体験させてくれたのもED79のご利益のひとつでした。二大メーカーと言えどもブランドごとの造形のポリシーや実物の解釈の違いがあり「基本的な印象が同じでもその造形の違いが楽しめる」事を知ったのは結構な発見だったりします。
のちにED79の種グルマたるED75の700番台も入手しましたが、これも基本同じ形態でありながら微妙な差異(と言うか発売時期の違いによるモデルとしてのリニューアル度)が結構面白かったりしました。
(故郷に居た頃はとんと縁のなかった700番台ですが、数年前に震災復興イベント列車のブルトレに乗った時に初めて実物にお目に掛かりました。岩手の空の下を走るED75 700番台というのはわたし的に結構な感激でしたねw)
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この記事へのコメント
走行区間がごく限られていたにも関わらず、大手三社から揃って発売されてますし。
私はトミックス製品を持ってましたが、単独で走らせたことは数回しかなく、殆どマイクロのED76-551と重連で走らせました。
私は北海道には4回行ってますが、連絡船には乗ったことがありません。
青函トンネルを通ったことも皆無です。
4回とも往復飛行機を利用したもので…
私は鉄道だけではなく飛行機も同じくらい好きなこと、現地での滞在時間を増やしたいなどの理由で長距離の旅行は国内であっても専ら飛行機を使います。
ED79
TOMIXとKATO両方持っていますし
KATOはリニューアル前とリニューアル後の両方あります
ED79
0番台と100番台で重連する時2M車だとちょびっと具合が悪いので
100番台のトラクションタイヤを外し改造してあります
(改造方法を上げてあります)
これは一個人の勝手な希望レベルなんですけど
KATOも100番台出してくれたら嬉しいなと…
ED75-700から改造出来るか検討しましたけど
ちょっと実物との違いがあるようで止めました
北海道は岩手から見ても遠い場所で、北海道新幹線が通っている今でも花巻空港から定期便が飛んでいるくらいです。
兄弟が列車を使ったのは駅での乗り換えだけで盛岡まで通しで行けるのと「飛行機より安い」という二点の理由からの様です(笑)
外見の特徴が薄い事や線区が極めて限定されている事を考えるとED79が3社競作というのは凄い話です。尤もリリース時期を考えると「青函トンネル開通記念」の意味合いも大きそうですが。
ED79 100は普通のED79の様に見えて案外曲者の機関車ですね。
前後非対称の側窓とか考えるとED79とED75 700のニコイチ切り継ぎでもしないと難しそうですし第一コストが引き合わないと思いますね(汗)