「週刊鉄道模型 少年時代」のはなし
塩尻の戦利品から

これまであちこちの古本屋で出物があれば押さえる様にしている「週刊鉄道模型 少年時代」のバックナンバー
今回も3冊ほど入手できました。冊子だけのせいか1冊110円というお手軽さです。
店には他にもバックナンバーがあったのですが今回はその中から3冊をセレクトしました。
購入の目安は本誌連載の「憧れの鉄道模型」
以前紹介した様に全国各地の展示用レイアウトやレンタルレイアウトを探訪する企画なのですが、第1回が鉄道博物館のそれというのは他の専門誌ではなかなかやらないと思います。
これが75回続いた訳ですから揃えたら結構なボリュームになる事でしょう(汗)
入手したのは6号、37号、38号。それぞれ「物流博物館」「ポポンデッタ秋葉原店」「千樹会」が収録されています。

この中で物流博物館のレイアウトは単なる線路の羅列ではなく「飛行機、船、自動車も含めた物流ジオラマ」として構成されているので普通のレイアウトとは異なるノリなのですが「見せる目的が物流システムのパノラマ」というポリシーが明快な点で単なる客寄せ的な博物館レイアウトとは一線を画す存在です。
鉄道、自動車、飛行機、船が同列に表現されている上に博物館の性質上旅客列車が全く見られないレイアウトですがレイアウトを志向する人なら一度は覗いてみる価値のある展示と思います。
が、それだけに普通の鉄道模型本ではなかなか取り上げられない事が多かったので、今回本書で纏まった記事が読めたのは幸いでした。

ポポンデッタのレイアウトは現代のレンタルレイアウトの最大公約数的な造りを理解するうえで面白い記事でしたし、カルチャー講座の生徒たちの集まりからスタートしたという千樹会のジオラマ作品は専門誌でも見られないセンスのジオラマが勢ぞろいしていて見ごたえがありました。
これらのレイアウトやジオラマはなかなか専門誌で取り上げられることが少ないものばかりですが、それだけにこの趣味の世界もまだまだ知られていない広がりが存在する事を実感させてくれます。
それだけに「模型込みの製作マガジン」という体裁のこのシリーズでしか記事が読めないのがなんとしても惜しい気がします。
あと今更な話ですし、細かい事ですがこの雑誌の最大の弱点は「付録でレイアウトを作らせるシリーズの冊子」という性質上「表紙の写真が同じレイアウトのアングル違いばかりなのと車両も同じ車両が絡んだものばかり」な点。
これのどこが困るかと言って数が揃ってくると「表紙を見ただけではとっさに何号かわからなくなる」ので検索が面倒になる事ですか(笑)
光山鉄道管理局
HPです。

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以前紹介した様に全国各地の展示用レイアウトやレンタルレイアウトを探訪する企画なのですが、第1回が鉄道博物館のそれというのは他の専門誌ではなかなかやらないと思います。
これが75回続いた訳ですから揃えたら結構なボリュームになる事でしょう(汗)
入手したのは6号、37号、38号。それぞれ「物流博物館」「ポポンデッタ秋葉原店」「千樹会」が収録されています。

この中で物流博物館のレイアウトは単なる線路の羅列ではなく「飛行機、船、自動車も含めた物流ジオラマ」として構成されているので普通のレイアウトとは異なるノリなのですが「見せる目的が物流システムのパノラマ」というポリシーが明快な点で単なる客寄せ的な博物館レイアウトとは一線を画す存在です。
鉄道、自動車、飛行機、船が同列に表現されている上に博物館の性質上旅客列車が全く見られないレイアウトですがレイアウトを志向する人なら一度は覗いてみる価値のある展示と思います。
が、それだけに普通の鉄道模型本ではなかなか取り上げられない事が多かったので、今回本書で纏まった記事が読めたのは幸いでした。

ポポンデッタのレイアウトは現代のレンタルレイアウトの最大公約数的な造りを理解するうえで面白い記事でしたし、カルチャー講座の生徒たちの集まりからスタートしたという千樹会のジオラマ作品は専門誌でも見られないセンスのジオラマが勢ぞろいしていて見ごたえがありました。
これらのレイアウトやジオラマはなかなか専門誌で取り上げられることが少ないものばかりですが、それだけにこの趣味の世界もまだまだ知られていない広がりが存在する事を実感させてくれます。
それだけに「模型込みの製作マガジン」という体裁のこのシリーズでしか記事が読めないのがなんとしても惜しい気がします。
あと今更な話ですし、細かい事ですがこの雑誌の最大の弱点は「付録でレイアウトを作らせるシリーズの冊子」という性質上「表紙の写真が同じレイアウトのアングル違いばかりなのと車両も同じ車両が絡んだものばかり」な点。
これのどこが困るかと言って数が揃ってくると「表紙を見ただけではとっさに何号かわからなくなる」ので検索が面倒になる事ですか(笑)
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