ノスタルジック鉄道コレクションの「ハ」「ハフ」
先日入線した「ノスタルジック鉄道コレクション」ネタから。
他の動力車類は後の楽しみに取っておいて、今回は2軸客車の方から。

今回のモデルは「富井電鉄ハ(ハフ)形客車」
各機関車が牽引する2軸車という位置付けです。
実はわたしが個人的に期待していたモデルの一つがこれでした。

数年前にジャンクの玉手箱とか何かで外国製の2軸客車が大量に入線した事があり、棚幡線をはじめとしたミニレイアウトでの使用が期待されたのですが、それらのどれもこれもが和風のレイアウトに使うには垢抜けしすぎて使えなかった(ファンタジー系や欧風レイアウトにはぴったりなのですが)事がありました。
あと、スケールがどれも160分の1でホームなどで違和感があることも問題でしたが。

この事から気づいたのですが小レイアウトに使えてそこそこ雰囲気の良い日本型の2軸客車はNばかりでなく16番スケールですらほとんどないと言う現実に困らされます。
(マイクロやIORI工房さんで明治期の2軸客車が製品化されているのですが例えばKSKタイプCタンクとかバックマンのDCディーゼルスイッチャーに牽かせるには逆にクラシカルすぎる)
その点で今回の客車ラインナップはまさに渡りに船と言いますか、わたし個人が待望していた車両だったのです。

モデルはワム80000より少し長い程度のオープンデッキ付きで程よいプロポーション。首振り機構の関係でカプラーポケットが些か大袈裟になってしまっていますがレイアウト主体でなら許容範囲でしょう。
また、片側はアーノルドですが反対側がオリジナルの長柄のナックルカプラーになっており、実際に連結できる構造というのは面白い試みと思います(実質的に固定編成になってしまいますが)


難を言えば今回のラインナップでこの客車が似合う機関車がほとんどない(強いていえば富井化学の蓄電池機関車くらい?)こと。
KSKタイプCタンクとかボンネットタイプのDL辺りならぴったりなのですが
(例えばマイクロエースのCタイプ産業機関車など)
光山鉄道管理局
HPです。

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他の動力車類は後の楽しみに取っておいて、今回は2軸客車の方から。

今回のモデルは「富井電鉄ハ(ハフ)形客車」
各機関車が牽引する2軸車という位置付けです。
実はわたしが個人的に期待していたモデルの一つがこれでした。

数年前にジャンクの玉手箱とか何かで外国製の2軸客車が大量に入線した事があり、棚幡線をはじめとしたミニレイアウトでの使用が期待されたのですが、それらのどれもこれもが和風のレイアウトに使うには垢抜けしすぎて使えなかった(ファンタジー系や欧風レイアウトにはぴったりなのですが)事がありました。
あと、スケールがどれも160分の1でホームなどで違和感があることも問題でしたが。

この事から気づいたのですが小レイアウトに使えてそこそこ雰囲気の良い日本型の2軸客車はNばかりでなく16番スケールですらほとんどないと言う現実に困らされます。
(マイクロやIORI工房さんで明治期の2軸客車が製品化されているのですが例えばKSKタイプCタンクとかバックマンのDCディーゼルスイッチャーに牽かせるには逆にクラシカルすぎる)
その点で今回の客車ラインナップはまさに渡りに船と言いますか、わたし個人が待望していた車両だったのです。

モデルはワム80000より少し長い程度のオープンデッキ付きで程よいプロポーション。首振り機構の関係でカプラーポケットが些か大袈裟になってしまっていますがレイアウト主体でなら許容範囲でしょう。
また、片側はアーノルドですが反対側がオリジナルの長柄のナックルカプラーになっており、実際に連結できる構造というのは面白い試みと思います(実質的に固定編成になってしまいますが)


難を言えば今回のラインナップでこの客車が似合う機関車がほとんどない(強いていえば富井化学の蓄電池機関車くらい?)こと。
KSKタイプCタンクとかボンネットタイプのDL辺りならぴったりなのですが
(例えばマイクロエースのCタイプ産業機関車など)
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この記事へのコメント
トレーラー化改造する際に内部にウェイトを入れますが、この際窓ガラスが透明な箱状と分かりますよね?
これを丁寧に抜いて(傷つけないように注意)上部(実際の車両でいうと床に当たる付近)に黒い紙を敷くとウェイトの銀が目立ちません。
内部を作りこむつもりがなくてもとりあえずおすすめな加工です。
他には河合商会のB6シリーズとか…
実在しない機関車でなくても良いなら、カトーのチビ凸は如何でしょうか?
鉄コレの富井電鉄15m級小型電車に牽かせたら軽便鉄道みたいな雰囲気になるかも?
ウェイトの黒塗り、これ位小さな車両だとウェイトの銀が結構目立ちそうなので有効ですね。
ノス鉄の客車窓パーツの構造はかの香港製12系でもやっていたと思います。いずれにしろ久しぶりに豪快さを感じました(笑)
マイクロの弁慶号は機関車自体が小さめなので幾分アンバランスさは感じるかもしれません(河合のボギー客車でも客車の背の高さが目立ってしまいましたし)
まあ客車自体フリーなので牽引機にはかなり融通が利くことは確かです。チビ凸は勿論ですが週刊SL鉄道模型のB10なんかも悪くはなかったですね。
欧州型客車の「お伽チック」さに比べて微妙にやぼったいところ(これは誉め言葉です)は牽引機を想像するだけでも楽しめますね。
>客車の背の高さ
これについてなんですが、TMS2019年12月号に信濃鉄道の機関車と客車の図面で、客車が2軸なのに機関車より巨大(特に車高が圧倒的に大きい)というアンバランスな組み合わせがありました。
原因は客車が国鉄払い下げ電車の電装化解除品でして、巡り巡って今でも鉄道博物館で保存されている元甲武鉄道のあれ。
このせいで客車に煙がかからぬよう、機関車の煙突がひょろ長くなっていたそうですw
・・・鉄コレも単台車だったら「元路面電車の改造」っていう設定にもできたかな。
以前も書いた事がありますが鉄道90年記念のイベントで盛岡に7100義経号が来たことがあります。
その時はオハ35系辺りの旧客を牽引していたのですが写真で見ると客車が無闇に巨大に見えるのに驚きました。
古い古典機ではこういう事はよくあるようですね。なまじっか軌間が同じなだけに違和感も凄いです(驚)
2軸客車に似合う機関車、私はアルモデルのCタンク機が最適と思います。または同社のキットで出ているディーゼル機関車。以前の鉄コレでは秋田中央交通のデワとか、小型電車や古いディーゼルカーが牽いてもアリと思います。
日本の鉄道黎明期には機関車の多くが輸入だったことも考えるとフライッシュマンやアーノルドの小型蒸機も形態的には似合いそうです。
しかし箱絵にはそれっぽい蒸機が描かれていることや、今回が第一弾であることからすると「待てば出る」のパターンかもしれませんね。
>ホビぽっぽさん
お久しぶりです。
この客車はフライッシュマンやアーノルドの小型機も結構相性がいいですね。特にBR98やT2の様な小さめのロコが似合います。
ノス鉄で蒸気が出るかどうかはひとえに小径車輪の動力ユニットを出せるか否かにかかっていると思います。
限定品のB10のユニットはボイラがでかすぎますし。ですが津川がコッペル用のユニットをものにしている事からするとジオコレでのリリースも案外早いかもしれませんね。
今更にオープンデッキのハフ33を仕入れました。やはり後尾のサインは欲しいなと思うもオープンデッキ客車を良く知らず……明治村を思い出してみたら左寄りに赤い円板を掲げてますね。わざわざテキトーなパーツを探すのも面倒ゆえ、全く使ったことがないtomixコキ付属品の円板を流用しました。縁取りの銀がないと本来の用途ではもの足りませんが、こういう古典客車に使うにはかえって適切と思います。
柵の隙間に挿せるように取り付け脚を細く削ります。付けてみると少し大きいような気もしますが、無いよりは格段にましになりますね。余談ですが指定のウェイトは装着前に黒マジックで塗ってます。錆び防止にはならないでしょうが。
入線おめでとうございます。
オープンデッキの客車など、今となっては遊園地にでも行かないとお目に掛かれない気がしますが、こうした客車が現役時代の頃はそれがごく普通だったのでしょうね。
あの当時は今ほどピカピカに反射する様な板はなかったでしょうが、それでも装着すれば結構様になりそうですね。
今でも買えるか知りませんが、銀河モデルからも反射板のパーツが出ていましたが、わたしの場合はこれを「ペーパー製クモユニ74のヘッドライトに流用」した事があったのを思い出しました。
(赤い反射板は別パーツだったのでこういう無茶もできましたがw)