商店街の街角に銀行を鎮座させる(笑)はなし

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 この2月に電気街のビル街をみにちゅあーとの商店街に衣替えしてレイアウトの時代を遡行させた話を書きましたが、今回はその続きです。

 風景を差し替えたことで昭和30年代の商店街が作業机のわきに出現したのですが、寝る前にそれを眺めているとなんだか和まされることが多くなりました。
 ですが何か月か商店街を見慣れてくるにつれて街並みは懐かしいけれどランドマークが足りない気がしてきました。
 雰囲気の良い建物が多いこの種のストラクチャーですが自己主張という点では控えめな事もあって、並べると案外ぱっとしないのです。

 (元々鉄道模型用の一般建造物、特に和風の物の場合個性を敢えて殺した控えめなものが多いですものです。レイアウト上での「列車の背景」ならばそれはそれで正しい方向なのですが、それゆえにある程度数が揃うと逆に総体としての街並みのメリハリに欠けてしまうのも確かです)
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 そこでふと思い出したのがコロナ禍の前の年だったかに神田の中古ショップで買っていたKATOの「地方銀行」でした。
 あのモデルはメーカー自ら「街並みのランドマークに」というキャッチフレーズで出しただけあって堂々とした佇まいを持つオールドスタイルの建造物でした。
 これならこの商店街には似合いそうです。
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 さっそく商店街の角地に配置してみるとそれだけで街並みにメリハリが付くのを実感しました。
 実はこの銀行、佇まいは堂々としたものですがストラクチャーとしてもかなり巨大で、敷地もそれなりに塞ぐことからこれまで置き場が見付からないまま事実上宙に浮いていたものです(これ単品でも飾り物になりそうな大きさだったのでこれまでテレビの上に鎮座していましたw)
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 やはりランドマークがあると街並みが締まって見えますね。
 尤も、レイアウトビルダーだったらこうしたランドマークくらいは自作の建物で個性を付けるくらいはやらなければならないのでしょうが、この暑さではそんな根性はわたしには出せません。

 なので当面はこれでお茶を濁すつもりです。

 ただ、吊るしでは妙に新しすぎる質感なので適当にウェザリングは施した方がよさそうですね。

光山鉄道管理局
 HPです。


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