ふたつの「オハネ12」のはなし
先日の塩尻行きの戦利品とその後のプラスアルファから
塩尻の中古ショップで見つけたKATOのオハネ12。
千円ちょっとで室内灯装備、DCC対応との事でなかなかリーズナブルなお値段な上に「冷房装備の10系寝台車」という事で迷わず購入しました。
とはいえ、オハネ1両ではここに語るほどの話ではありませんし、編成として様になってから紹介しても遅くないだろうとかその時は考えていました。
ところがそれから半月ほどして近所の中古ショップで今度はマイクロエースのオハネ12を発見。お値段もKATOと大差なかった事からこちらも入線と相成りました。
もちろん先のKATOのオハネと比較する事も楽しみの一つです。
ですがこの2両、連結してみると意外なほど差異がありません。まあプロトタイプが同じですから模型として当たり前なのは確かですが。
線路の上での外見上はマイクロの方が側面にサボ受けが付いている位が鑑別点。最もトイレ窓の表現や窓桟の細さで違いはありますが普通に眺めれば「間違い探し」のノリでわかる程度です(あとマイクロの方が微妙にボディカラーが濃いめです)
ご丁寧に室内もKATO、マイクロともにベッドを展開した状態なので編成にして仕舞えば遠目では全く区別できません。
ところがその印象も車体を裏返すと一変。
マイクロの10系客車の床下表現は以前紹介したTOMIXの初代113系に匹敵する「床下ゴリゴリ派」なのです。
配管の立体表現はもとよりKATOでは「板」で表現されているのが「箱」で造形されていたりタンクのドレンプラグらしきものまで造形されている点には驚きの一語です。
KATOのオハネも割合頑張った表現なのですが、流石にマイクロのゴリゴリぶりには一歩譲る感があります。
その一方で屋根上のクーラーはメッシュ表現が秀逸なKATOに軍配があがります。
やっぱりよく見ればそれなりにメーカーの個性は感じられる物ですねw
光山鉄道管理局
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千円ちょっとで室内灯装備、DCC対応との事でなかなかリーズナブルなお値段な上に「冷房装備の10系寝台車」という事で迷わず購入しました。
とはいえ、オハネ1両ではここに語るほどの話ではありませんし、編成として様になってから紹介しても遅くないだろうとかその時は考えていました。
ところがそれから半月ほどして近所の中古ショップで今度はマイクロエースのオハネ12を発見。お値段もKATOと大差なかった事からこちらも入線と相成りました。
もちろん先のKATOのオハネと比較する事も楽しみの一つです。
ですがこの2両、連結してみると意外なほど差異がありません。まあプロトタイプが同じですから模型として当たり前なのは確かですが。
線路の上での外見上はマイクロの方が側面にサボ受けが付いている位が鑑別点。最もトイレ窓の表現や窓桟の細さで違いはありますが普通に眺めれば「間違い探し」のノリでわかる程度です(あとマイクロの方が微妙にボディカラーが濃いめです)
ご丁寧に室内もKATO、マイクロともにベッドを展開した状態なので編成にして仕舞えば遠目では全く区別できません。
ところがその印象も車体を裏返すと一変。
マイクロの10系客車の床下表現は以前紹介したTOMIXの初代113系に匹敵する「床下ゴリゴリ派」なのです。
配管の立体表現はもとよりKATOでは「板」で表現されているのが「箱」で造形されていたりタンクのドレンプラグらしきものまで造形されている点には驚きの一語です。
KATOのオハネも割合頑張った表現なのですが、流石にマイクロのゴリゴリぶりには一歩譲る感があります。
その一方で屋根上のクーラーはメッシュ表現が秀逸なKATOに軍配があがります。
やっぱりよく見ればそれなりにメーカーの個性は感じられる物ですねw
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この記事へのコメント
数年前の運転会は深夜から早朝の貸切、というハードなものでした。夜景モードありとのことゆえ夜行列車を新たに仕立てることとしました。しかしブルートレインやサンライズではおそらく被るので、手持ちの旧客に保留車のマイクロ製スハネ16を活かせる「ながさき」を選定。座席車6両・B寝台2両・荷物車2両と、寝台車を記録より1両増やしてます。帰省ラッシュだか団体対応と強弁しました。型式も実車以上に増えてます。
マイクロ製台車の通電パーツがないので、転がり改善を兼ねてtomix製現行台車に交換。座席車に充てるKATO製43系旧仕様対応の純正車内灯なぞ今更手に入らず、マイクロ製を強引に積みました。台車から床板の接触がイマイチゆえカプラースプリングで通電を補助させてます。いずれも床板にスプリングを通せる穴を開けてます。
スユニ61・マニ36・オハネフ12・スハネ16・スハフ42・スハ43×2・オハフ33・オハ47・ナハフ11。確か記憶だとこんな編成。型式はともかく、車内灯も現行KATO製品にグランライト、マイクロ製とバラバラでしたから実車以上に寄せ集め感がありました。幸い本番中に不点灯のトラブル無しで周回できてます。夜景を走る明るい模型列車は見ていて良きものです。
ただ内装パーツの床板と座席モケットくらいは塗り分けないと、少々物足りない感じでした。後日にA寝台とグリーン車を追加して夜行急行組ケースを仕立てましたが……電飾が進んでいません。早く全車を電飾したいものですが。
私も1両だけ買いましたが、当時は10系客車を保有してなくて、仕方無いのでカトーの43系客車に組み込んで走らせてました。
10系客車は軽量客車とはいえ中味は旧型客車と変わらないので、こういう時は便利ですね。
後にマイクロの10系座席車の中古を数両入手したので、それらとも編成しました。
ところでマイクロの10系客車、こちら関西では茶色が入手しやすく、青は比較的少ない気がします。
うちの10系ラインナップもKATO,マイクロ、GMの混成軍なので室内灯対応が殆どありません(汗)他の客車も含めて対応したいところです。
私の記憶にある10系は殆どが旧客との併結でしたがそれだけに編成の中にある10系は目立ちますね。まさか旧客よりも寿命が短くなるとは思わなかったですから今にして思えばもっと乗っておけばよかったと思います。
仰るように私が中古で見つけるマイクロの10系は青ばっかりです。
唯一かもめ編成の中古で茶色があったのですがバザーで処分してしまい今は在籍が無いです。
故郷では「茶色い旧客の中にぽつりと青い10系が混じっている」のが普通でした。おかげで10系には清新なイメージがあります。