夏の夜にふたつのNEXを走らせる・・・

昨日紹介した「JRの特急列車Ⅰ」の表紙を眺めていたら急に253系を走らせたくなって(笑)真夜中というのにレイアウトに引っ張り出しました。
お盆からこっち熱帯夜はなくなったものの梅雨時並みの蒸し暑い夜が続いていますが、そんな時のひとり運転会もそれなりに華やいだ気分に離れるものです。

さて、253系を出したらこちらもという事でE259系も繰り出しました。
このふたつ、どちらも中古モデルをサルベージしたものですが発売時期が20年近く開いているものの、どちらも時代を反映した意欲的なモデルだったと思います。
今回のモデルは両方ともKATOの製品ですが、253系のTOMIX仕様の方はいわゆるHG化のはしりとしてTNカプラーの採用や専用パンタの新製などで人気だったモデルでした。

ほぼ同時期のリリースだったKATOの方は割合コンベンショナルなモデルでTOMIXほどの個性には欠けましたが、安定感のある造形と走行性はこれはこれで安心できるモデルという印象です。
モデルの方は前ユーザーが室内灯を装備させていましたし、先頭車同士の連結がなかなかいい雰囲気だったので一時期レイアウト上でもよく走らせていた個体です。ただ、流石に足のくたびれ加減も半端なくなっていますがそろそろ再整備のタイミングでしょうか(汗)

その20年後にやはり2大メーカーの競作となったE259系ですが、今度はKATOがヌメヌメした質感の塗装(これは誉め言葉です)と連結面のダンパーまで表現した気合いの入った造形で逆にコンベンショナルなTOMIXに差をつけました。
こちらは最近のモデルらしく滑らかな走りで時代(とコンディション)の差を見せつけられます。
とはいえ、遠目で見るとカラーリングが華やかなので多少の細密感の差は感じないのも確かですが。
NEXが新宿まで乗り入れ始めた時期、帰省の折なんかにホーム上でこれらの電車が並んでいるのを見ると中央線のE351や湘南新宿ラインのスペーシアなんかと併せて物凄く華やかな並びに見えたものです。

このコロナ禍でターミナル駅に繰り出すこと自体ご無沙汰していますが、今はレイアウト上で再現して楽しむのが無難かもしれませんね。
こんな事を書いていたらなんだかE351とスペーシアを走らせたくなってきた気が(笑)
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
私が所有しているものも、最初から室内灯が付いてました。
確か同時期にカトーから出ていた車両は室内灯標準装備のものが多かった筈です。
251系やキハ85系、フラノエクスプレス、近鉄21000系など。
253系、そういえばバブルの前後の時期のリリースでしたから室内灯標準装備でしたね。ご指摘を受けるまですっかり忘れていました(汗)
同時期の北斗星も室内灯標準装備で、これの中古モデルは長い事うちのレイアウトの「夜景専門列車」になっていました。これもしばらく走らせていないのでそろそろ出してみようかなと思っています。