葛飾区亀有公園前派出所を作る その2

 前に紹介したこばるの「亀有公園前派出所」の製作 その2です。
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 キットメイクの最初は外壁の組み立てから・・・なのですがこのキットの場合は最初の段階で「外壁のディテール取り付けとデカール貼り」をやらせます。
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「組み上がってからの塗装」を考えていないキットの様ですが、予めパーツ毎に塗装しておけば(準備期間が長くなりますがw)あとは結構楽しく工作できます。
 なお、外壁の色ですがアニメ準拠のストラクチャーにこだわる気がなかったのでクリーム1号(スカ色アイボリーですね)で塗装してあります。
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 二面の外壁をベースに接着したら嵩上げされている和室の床板と内壁、障子やドアの組みつけ。
 建物としての形態が単純なキットですが、こうした内装のプロセスがかなり工作らしいもので真面目に「大工さんになった気分」が味わえます。

 天井の蛍光灯とペンダントも取り付け、和室にはデカールの畳を貼り付けました。

 さて、ここまで来て考え込んだ事。
 前回書いた通りこのキットにはこれでもかという位に「事務機や家具、台所用具のパーツ」が揃っています(ここまでやっているだけに「便器がない」のが不思議に感じられるくらいです)
 本来ならばこれも塗装、組み立ての上派出所内部に配置するのが筋です。
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ですがこのキットの場合、間取りが複雑な上に窓が小さいので折角のファニチャーを組み付けても一部を除いて外から見えないのです。
 屋根を外せる構造にして中を覗き込む様な使い方を想定している模様でアニメグッズとしてはこれは非常に正しい方向なのは間違いありません。
 
 ですが曲がりなりにもレイアウトやジオラマの用途を想定していると、これがなんとももったいなく感じてしまうのです。

 いっそこれなら「家具の類はストックして他のストラクチャーに転用したい」と思えました。
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 私の手持ちで言うなら、昨年暮に製作したパーミルの自動車修理工場の事務棟なんぞは外から丸見えな位に窓が大きいのに中が「空き家状態」
 ここに事務机とロッカー、流しと湯沸かし器があるだけで相当に雰囲気を変えられそうなのです。
 こんな例はまだまだあるのですが・・・

 すでに「こばる」さんももう無いのですが、これらの家具、事務機、台所なんかを単品パーツで売ってくれればどんなにありがたい事か!
 (田舎の駅舎の内装にも使えますし)

 因みにこのキットの凝り具合は内装だけでなく外に置いてある小物にまで及んでいますがそれについては次回以降に。

光山鉄道管理局
 HPです。


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