プラムの小湊鉄道キハ200の工作、その4
先月から断続的に続いてきたプラムの小湊鉄道キハ200の製作も佳境。
今回は台車の製作です。
先日書いたように天賞堂のパワートラックで自走化が可能な設計の当キットですが、ダミー台車用のベースとパワトラ用のベースが後から容易に交換可能なことが判明したのでダミー台車も安心して製作できます。
このキットのふたつある台車、一見して同じDT22タイプのように見えたのですが動力伝達用と動力がない方では微妙に構造が異なる設計になっています。
(前者はエンジンからのプロペラシャフトと繋がるデフ部分が台車内に表現されている)
なるほど、台車の部分だけで説明書を2ページも使うはずです。
と言いますか、今回キットを組むまでキハ200が片側台車駆動だと知りませんでした(大汗)
なので、単純なキットメイクでも「同じ台車を二つ作る不毛感」は幾分薄められています(笑)
例によって台車を構成するパーツはかなり細かく、もしこれが半田付けだけで作るキットだったら相当に時間がかかったであろうことは必定。このキットはパーツの合いがいい方なので嵌め込みだけでも十分仮組みができるのが有難いです。
出来上がった台車は実車でも工場の定期整備の時でもなければ見ないような細密感。甲府モデルの車両整備工場なんかに置いてもいいアクセントになりそうです。
ダミー用とパワートラック用で台車取り付けベースのパーツが異なる事は前述しましたが、各パーツは四方の爪で台枠にはめ込む仕様。
これを4つとも嵌め込むとかなり丈夫にはなりますが、今回は将来の自走化に備える事もあってエンジン側の爪を一つ残して残りの3つをカットしてしまいました。
これでも形態は保てますし、後からパワトラを入れるときの交換は容易になります。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
しかも基本的には1軸しか駆動させませんね。
キハ65やキハ181など大馬力エンジンの気動車は2軸駆動ですが。
小湊鉄道のキハ200といえば、最も古い車両は60年選手ですね。
最近、導入されたキハ40も既に製造されてから40年くらい経ってますけど…
新車を入れるのは経済的に難しいみたいですね。
お隣のいすみ鉄道は細々と新車を入れてますけど。
いすみ鉄道と相互乗り入れすれば、キハ40とキハ28とキハ52の共演が見れますが、相互乗り入れをするほどの需要は無さそうですね。
故郷の山田線は勾配やスイッチバックが多かったせいかキハ58やキハ52が主体で1エンジン車のキハユニ26は上記のどちらかに併結される構成でした。
小湊鉄道は山岳線という訳ではなさそうなので単行の1エンジン車でもどうにか行けるという事でしょうか。
運用される線区が限定される私鉄だと国鉄のそれに比べて性能を特化させやすい分、運用コストを重視したぎりぎりの設計にならざるを得ない面はあるかもしれないですね。