カラーブックスの「日本の私鉄 中国四国九州」
今回はカラーブックスネタです。
「日本の私鉄 中国四国九州」(井上広和 高橋摂 共著)をば。
日本の私鉄の地方私鉄網羅編のひとつですが、わたし自身はこれまで北関東・南関東・東海の3冊をすでに入手しており今回が4冊目に当たります。
ここに掲載されている私鉄でわたしが実際に見た事があるのは土佐電気鉄道くらいしかないのですが、本書では鉄コレのスターと化している高松琴平電鉄と一畑電気鉄道、伊予鉄道なんかが収録されており「実物を見ていないのに模型の世界では殆ど定番化している」というわたしの歪んだ嗜好にはきっちり対応しています(汗)
それを別にしても今はなき下津井鉄道や同和鉱業片上鉄道がまだ現役だった時代のリリースであり「本の中ではまだ活躍中」という、ノスタルジーとはまた異なる感覚で読み進める事ができます。
これらの私鉄は(過去の本も含めて)鉄道模型の世界では鉄コレの登場まで「傍流中の傍流」という扱いで当時の新刊も余り注目されていなかった形跡があります。
現に今回も含めて過去入手した3冊はいずれも「古本なのに新刊本並みのコンディション」の物が多く、手に取ってみて嬉しいやら複雑な気分になるやら。
ですが鉄コレの登場と普及で地方私鉄の譲渡車やオリジナル車両への注目が高まった今なら本書のシリーズの値打ちは高まっている、そういう感じがします。
光山鉄道管理局
HPです。
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