カラーブックスの「日本の私鉄 阪急」
昨晩の地震には正直驚きました。
なにしろサブのブログを打っている最中にグラグラですから、びっくりしない訳がない(汗)
台風や大雪の様にある程度予測のきくものに比べて、地震という奴は大概突発的に襲ってきますから心の準備という奴が追い付いてくれません。まして今回は一日で一番くつろいでいる時間に来られましたから驚きもいつもに倍加した様な気がします。
そういう性質の災害なだけに皆様もお気を付けください。
さて、本題に戻ります。
鉄道ネタのカラーブックスから。
今回は「日本の私鉄 阪急」(高橋正雄 諸河久 共著)をば。
前にメインブログでコメントとして書いたことがありますが、阪急の車両というのはデザインにおいて他社にないセンスの良さ(あるいは大人っぽい落ち着き)を感じさせてわたしの好きな私鉄のひとつです。
とはいえ実車を見たり乗ったりした事はないのですが、現住地に近い山梨県の韮崎が創業者の小林一三の出身地という事もあって不思議と馴染みはある私鉄ではあります。
(以前クラブの運転会で韮崎に繰り出した折、手持ちの阪急車を総動員して走らせたのですがギャラリーの一般客の反応が予想以上に薄くてがっかりした事があったりしますが)
カラーブックスの日本の私鉄でも第3巻がその阪急なのですが、当時何故か故郷の本屋で見かけることがなかった上に、最近でも奥や現住地の古本屋を巡っても見つけることができずに往生していた一冊でした。
やっとというか遂にというか、つい先日出物を押さえる事ができた次第です。
日本の私鉄シリーズの他社の本では車両の羅列でも特急車から始まって、急行用、普通車、通勤車と言った括りで紹介されることが多いのですが、殊阪急に関していえば「宝塚線」「神戸線」「京都線」の路線別に分けてその中で特急、通勤車を分ける分類になっているところが目を引きます。
最初は違和感を感じたのですが、これらは梅田駅を出てすぐの3複線を構成する路線。つまり同じ扱いのメインラインを三つも要している阪急だからこそ成り立つ構成であることに気付かされました。
地元のファンにはむしろこの方が違和感が少ないのでしょう。
実際、最初の見開きは梅田駅の「3列車同時発車のパノラマ」ですしわたし自身、この見開きには燃えました。カラーブックスのあの小さい版形なのにこのパノラミックさの構図のインパクトは絶大でした。
個々の車両の解説は誰でも知っているレベルでしょうから割愛するとして、車両のカラー写真を見ると阪急のマルーンの車体色は沿線の街並みのどれにもよく似合う事に気づきます。風景の中で決して出しゃばらず、かといって埋没もしないその絶妙なバランスを取ったデザインとカラーリングもまた魅力でしょう。
因みにわたしの手持ちの阪急車モデルは種類こそ多いですが、ほぼ全てが本書が出た時点で活躍していた車両ばかりです。
ところでカラーブックスの阪急はこの後もリリースされているのですが、それについては次の機会に。
光山鉄道管理局
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台風や大雪の様にある程度予測のきくものに比べて、地震という奴は大概突発的に襲ってきますから心の準備という奴が追い付いてくれません。まして今回は一日で一番くつろいでいる時間に来られましたから驚きもいつもに倍加した様な気がします。
そういう性質の災害なだけに皆様もお気を付けください。
さて、本題に戻ります。
鉄道ネタのカラーブックスから。
今回は「日本の私鉄 阪急」(高橋正雄 諸河久 共著)をば。
前にメインブログでコメントとして書いたことがありますが、阪急の車両というのはデザインにおいて他社にないセンスの良さ(あるいは大人っぽい落ち着き)を感じさせてわたしの好きな私鉄のひとつです。
とはいえ実車を見たり乗ったりした事はないのですが、現住地に近い山梨県の韮崎が創業者の小林一三の出身地という事もあって不思議と馴染みはある私鉄ではあります。
(以前クラブの運転会で韮崎に繰り出した折、手持ちの阪急車を総動員して走らせたのですがギャラリーの一般客の反応が予想以上に薄くてがっかりした事があったりしますが)
カラーブックスの日本の私鉄でも第3巻がその阪急なのですが、当時何故か故郷の本屋で見かけることがなかった上に、最近でも奥や現住地の古本屋を巡っても見つけることができずに往生していた一冊でした。
やっとというか遂にというか、つい先日出物を押さえる事ができた次第です。
日本の私鉄シリーズの他社の本では車両の羅列でも特急車から始まって、急行用、普通車、通勤車と言った括りで紹介されることが多いのですが、殊阪急に関していえば「宝塚線」「神戸線」「京都線」の路線別に分けてその中で特急、通勤車を分ける分類になっているところが目を引きます。
最初は違和感を感じたのですが、これらは梅田駅を出てすぐの3複線を構成する路線。つまり同じ扱いのメインラインを三つも要している阪急だからこそ成り立つ構成であることに気付かされました。
地元のファンにはむしろこの方が違和感が少ないのでしょう。
実際、最初の見開きは梅田駅の「3列車同時発車のパノラマ」ですしわたし自身、この見開きには燃えました。カラーブックスのあの小さい版形なのにこのパノラミックさの構図のインパクトは絶大でした。
個々の車両の解説は誰でも知っているレベルでしょうから割愛するとして、車両のカラー写真を見ると阪急のマルーンの車体色は沿線の街並みのどれにもよく似合う事に気づきます。風景の中で決して出しゃばらず、かといって埋没もしないその絶妙なバランスを取ったデザインとカラーリングもまた魅力でしょう。
因みにわたしの手持ちの阪急車モデルは種類こそ多いですが、ほぼ全てが本書が出た時点で活躍していた車両ばかりです。
ところでカラーブックスの阪急はこの後もリリースされているのですが、それについては次の機会に。
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この記事へのコメント
梅田~十三間は宝塚線に乗り入れるという形です。
これは新京阪線時代だった頃、十三から阪急宝塚線に乗り入れて梅田まで行っていた名残みたいですね。
当時、宝塚線は600ボルトでしたから、1500ボルトの新京阪線の列車はスピードダウンを余儀なくされた様です。
宝塚線のダイヤに極力影響を与えないよう、普通列車は十三始発着だったそうです。
ですので、十三駅には7番線の跡が残っていたりします。
後に宝塚線そのもののダイヤが過密化したので、梅田~十三間を複々線にして、京都線の列車を分離したそうです。
それが三複線の始まりだったとか。
3複線のいきさつについてご教示いただきありがとうございます。
直流での電圧の違いが運用に制限を与えてしまうというのは大手の私鉄で時折聞く話ですね。買収や合併が頻繁だったり軌道線から転換したりといきさつは様々でしょうが、そこに国鉄やJRにはないドラマを感じますね。