ヘルヤンの「パン工場」
先日紹介したヘルヤンの積みキット消化のはなしをば。
まず手をつけたのは「パン工場」と称する奴です。
恐らくこの外見から見て、元々は機関庫のキットだったのを妻板のパーツを改修して工場風に仕立てたものではないかと思います。
さてこのキット、パッケージの作例写真を見るとお分かりの様にそのまま素組みすると見た目に地味な上に和風の風景ではあまり見かけない「灰色レンガの塊」にしか見えません。
工程自体は素組みで行くにしても、ここは赤レンガ風に塗装したくなります。
とはいえ、現住地のショップにある塗料類を見渡して見ると、その物ズバリの「レンガ色」というのになかなか当たりません。20年くらい前ならホームセンターのホビー用塗料にレンガ色があったのですが、今ではそれも見ないですし。
やむなく近似色としてタミヤの「ダルレッド(艦底色のひとつらしいですが)」を選択、キットの壁面を塗装。そして赤レンガをそれらしく見せる上で欠かせない「漆喰」はスミ入れ塗料の「ライトグレイ」で色差ししていきます。
実はここは当初、白のスミ入れペンを使ったのですが白が強すぎて「せっかくのレンガ色が埋没して遠目では白壁に見えてしまう」事がわかり、急遽ライトグレイに差し替えています。
とはいえ、こういうスミ入れ表現はペーパーキットではなかなかできないプラ素材ならではの強みですね。
組み立て自体は外国製ストラクチャーキットの中では割合イージーな方で(塗装こそ一晩かけましたが)単純な箱造りも同然なので、ものの1時間もすれば堂々たる赤レンガ工場が完成できます。
と、いう訳で早速この間KATOの銀行支店のあった商店街の一角にこれを配置してみたら赤レンガの建物が街並みのランドマークとして十分機能してくれたのには驚きました(笑)
何事もやって見るものです。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
古風なパン工場ってこんなのだったんですね。
>
これほど大きい工場かは別としてもレンガ造りのパン屋さんというのは結構ありそうですね(今ならピザ屋?)
建物としての雰囲気も悪くないですし、パン工場というのはレンガ造りが似合う気がします。
実はうちの近所にパン工場があるにはあるのですが、どうしてもあれほどのロマンを感じられません(笑)
パンの匂いがなかったらただのプレハブ系工場の外見ですし。