今月の入線車 TOMIXのEF58大窓仕様

先日の棚幡線モジュール改修の折、買い物に出た中古ショップで見つけた出物です。
EF58という機関車、これまでにエンドウやKATOの製品を入線させているのですが「TOMIXのEF58」は兼ねて欲しかった機種でした。
書籍の写真や何かで見るとTOMIXの「大窓のEF58」にはKATOのそれにない不思議な雰囲気が感じられ、以前から気になっていたのです。
(エンドウには大窓仕様はありません)

とはいえTOMIXが最後に EF58を出してから相当時間が空いていますし手頃な中古モデルになかなか出会えませんでした。
今回ついでのつもりで立ち寄った古本屋さんに「茶色の大窓」があったのは運命かもしれません(笑)
カプラー交換以外手をつけられていないすっぴんに近い状態でお値段も3000円を切っていましたし。
帰宅後、早速ボードを新調した代用モジュール線での試運転に供しました。
あとはナンバープレート、メーカーズプレート、スノープラウ、つかみ棒を取り付け。
ナンバーのない機関車はとにかく間が抜けて見えるものですがこの58も例外ではありませんでした。

それがナンバーだけでなくつかみ棒やスノープラウをつけてみると印象が一変。この感動はKATOやエンドウでもついぞ感じなかったものです。
(KATOでも同様のプロセスはあるのですが、あちらのは付けてみても「最初から付いていた様な気がする」違和感のなさが逆に感動をスポイルしていた気がします。まあ、個人の印象ですが。

大窓のEF58は見慣れた小窓車、あるいは庇付きのお面に比べると「お目目がぱっちりした様な」明るい印象を受けます。
走行性はあの頃(1980年代)のTOMIXとしては普通のレベル。
幾分KATOよりも華奢な感じで先台車の追従性が頼りないのとギアなしで遊動している動輪第3軸がフラフラしやすい(つまり台車枠からずれやすい)のが気になりますが、走行を真横から見なければ気にならないかもしれません。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
以前は塗装や仕様違いで8種類くらい出ていたと思いますが。
私は茶色小窓、茶色大窓、青色大窓を持ってました。
あと、カトーの61号お召し機を買ったので4両のEF58を持っていたのですが、事情があって手放したので、今はEF58はありません。
それだけに尚更EF58の再生産をして欲しいところです。
中古も一時は大抵の模型店の中古売場で見かけましたが、最近は滅多に見かけませんね。
EF58に関してはトミックスよりカトーの方が遥かに走行性能が良かった気がします。
初期の青色モデルは尾灯が赤色塗装でしたが、後期製品では青色、茶色共にクリアレッドの別パーツに変更されているようです。
再生産されないのは、密かにリニューアルが計画されているからでしょうか?
ファインスケールでリニューアルされた場合、KATOのモデルとの関係がどうなるのか・・・興味深いところではあります。
私も中古屋巡りをしているとEF58の出物がめっきり少なくなっているのを実感しています。秋葉とか中野だったらまだあるのかもしれないですが件のコロナ禍もあって覗けていませんし。
このところ実車のEF58が話題に乏しい事とかつての狂的な人気がひと段落している面が大きい気がします。
再生産と言うかリニューアルはTOMIXも狙っていると思いますが、タイミングが今ひとつつかめないでいるのではないでしょうか。
実に通電良好でした。多数の編成並べて撮るよりはノビノビ走る姿をのんびり眺める方が良い感じです。
さて確かにKATO製ゴハチはtomixのより長くて太いです。日本型車両と比較して広い9mmゲージに対し、実車らしく見えるよう大きめボディにアレンジしているそうで…。
tomix製ゴハチは初期に登場したお召、大窓茶色、大窓青、ヒサシ付きHゴム窓茶色、ヒサシ付きHゴム窓青の5種。これらの尾灯はモールドで青塗装仕様のみ赤が挿されてます。
遅れて2000年あたりにお召予備機60号機、ヒサシなしHゴム窓青、ヒサシ無しHゴム窓茶色が遅れて発売されたと記憶します。この3種の尾灯は赤色クリアレンズが付属するも、取り付けはシビアでした。なお動力は全て共通でスプリングウォーム駆動。
貸しレイアウトで走らせボヘーと眺める分には十分な性能です。賑やかな走行音は見えずともだいたいの位置を把握できるでしょう。
個人的な見解ですが、ファインスケールのリニューアルは先ずKATOが先にやるのではないかと予測しています。
EF57やEF15もリニューアルしていますしEF10やEF56まで新規に出ていますからそれらの総決算的な意味でならEF58を出す意味がありそうですし。
個人的な希望ではデッキ付きの旧型EF58をEF18と同時リリースしてくれるのを期待しているのですが(笑)
TOMIXの58は当初から(少なくとも長さは)ファインスケールだったと記憶しています。ただ、発売時期から大分経つのでリニューアルは当然企画されているでしょうね。
私などは最初に買ったEF58がエンドウの奴だったせいで後から出たKATOやTOMIXの製品がどれもこれも精密に見えてしまい、多少のスケールアウトを気にしなくなってしまっています。
(流石にこの三者を一時に並べるなんて無茶はやっていませんがw)
15年ほど前のKATOのリニューアルでは「まさかこれが⁉」の横ルーバー仕様までもが出て私を狂喜させたものです。
(なにしろ私が唯一乗った20系ブルトレの「北星」牽引機でしたから)
おかげで趣味の再開時、最初に入線させた新車の直流機がその58でした。
バリの多さと競合機(マイクロも出しています・・・よね?)の多さからEF58はそれ単独でひとつの世界を持っているロコですね。
ある意味電機版のD51みたいなものかもしれません。