ヘルヤンの「機械工場」を作る

 前回のパン工場に続いて、ヘルヤン製としては日本のNゲージャーにも馴染みのある「機械工場」にも取り掛かります。
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 こちらは前にも書きましたがこちらは既製品の「ラウンドハウス(扇形庫)の側壁パーツをそのまま転用」したものなので、その目で見ると「どこかで見たような感」がこれまた強い(笑)
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 こちらは元々の成形色がレンガ色なのであえて塗装せず前回も使ったスミ入れ塗料のライトグレイを色差しするだけの下地処理を試しました。
 今でも残っている赤レンガ建造物は大概「築100年選手」がザラですから壁面がピカピカ、スッキリなんて個体に当たることはあまりありません。
 むしろ適当にラフな方がよりそれっぽく見えるのではないかと思います。
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 そのほか灰色の窓枠は「デッキタン」灰色が強い屋根板はライトグレイにリペイントしています。

 パン工場の時と同様にこのキットも一番時間を食うのが壁面の下地処理でした(しかもその時間の大半が「乾燥時間」)
 組み立ては素組みでさえあれば1時間も要りません。ただ、形状の個性が強いこともあって複数のキットを切り継いで形状を変える楽しみも大きいと思いますからそうした改造まで手を広げると長いこと楽しめるのではないでしょうか。
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 ところでこのキットの完成後のはなしですが、こちらはこちらでレイアウトのランドマークだけでなく赤レンガ倉庫よろしく「ミニカーの展示用背景」としても使っています。

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 特にドリフト車とかカスタム車なんかを並べると「赤レンガでオーナーミーティング」なんてイベントが成立しそうで楽しい(爆笑)
 そういう使い方を思いつかせるのも赤レンガ建造物の人徳という奴でしょうね。

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

レサレサ
2021年10月26日 21:21
このキットは私も入手したのですが、大きすぎる(工場としては小ぶりですが)事と真四角なのが気に入らず、搬入口らしい部分側の1/4にGMの電車庫の天窓付きの屋根をつけて、切り口部分にレンガ板(津川洋行)にGMの工場備品キットから事務所棟と煙突(鉄骨で支えられた小さい方)をつけ、「えらい薄っぺらい町工場」と、サイクロン部分を外して上にバンダイのガンダム改造に使うパーツ(何かの極太タンク)をつけて「サイロかタンク」にいたしました。
まだ残っているレンガパーツもあるので、いろいろ改造などに使えそうです。

光山市交通局さんのように完成済みをさらに改造するなら、GMのキットなどを流用して増築張り出し部分(事務所・物置・トイレなど)を作ってみたり、あるいは搬入口らしい部分にヒサシをつけて貨物ホームにしたりでしょうかね?
(TMSだと2010年1月号・小林信夫さんの「小さな工場を作りましょう」あたりが大いに参考になりそうです。)
光山市交通局
2021年10月28日 20:33
>レサレサさん

 キットのベースになったと思われるのが旋形庫だけに図体は確かに大きいですね。
 普通に考えるならキット自体を「パーツの塊」と割り切って小さな建造物を何軒か作る方が楽しいと思います。

 海外物のストラクチャーは予備と言うか余りのパーツが結構出る事が多く、しかも一つ一つが使い出があるのでお得感は高いですね(笑)