TOMIXのワㇺ3500・カーリターダ付き(笑)
先日入手の中古モデルから。
TOMIXのワム3500。これ自体は普通に売られている二軸貨車で特にどうと言う事はありません。

ですがこのモデル、京都の鉄道博物館での記念モデルらしく、二軸貨車なのに20M旧車両も収まる通常のケースに収められています。
最初、ワムの隣にある黒い物体が何だかよくわからなかったのですが、目をこれしてよく見ると何とこれが「カーリターダ」だったのには驚きました。

念のために書かせていただきますと「カーリターダ」と言うのは昔の貨物駅でハンプ(丘)の頂点から突放された無人の貨車を側線に入る前に減速させるもので構造的には車のディスクブレーキのブレーキパッドに似た様なものと言えば良いでしょうか。
(線路上のパッドで通過する貨車の車輪を締め付け、減速させる)
いずれにしろ昔の貨物ターミナルで時折見られたものですが、一般のファンでもよほど年季の入った方が貨物ターミナルを見学するか、昔の記録映像でしかお目に掛かることの少ないという代物です。
そんなものを貨車のおまけに付けてくるとは鉄道博物館恐るべし(笑)

カーリターダのパーツは確か最近TOMIXから出た貨物列車のセットに付属していたものと同じ仕様と思われますが、これのためにいちいちセットを買わなければならない業腹さを思えば、これはかなりお得なアイテムと思います。
(セット付属の物は既存のレールにパーツを組み合わせる形式です)

ワム3500自体も当鉄道で不足気味の木造有蓋車なので有難い1両です。
9600や8620なんかには良く似合いそうです。
光山鉄道管理局
HPです。

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TOMIXのワム3500。これ自体は普通に売られている二軸貨車で特にどうと言う事はありません。

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最初、ワムの隣にある黒い物体が何だかよくわからなかったのですが、目をこれしてよく見ると何とこれが「カーリターダ」だったのには驚きました。

念のために書かせていただきますと「カーリターダ」と言うのは昔の貨物駅でハンプ(丘)の頂点から突放された無人の貨車を側線に入る前に減速させるもので構造的には車のディスクブレーキのブレーキパッドに似た様なものと言えば良いでしょうか。
(線路上のパッドで通過する貨車の車輪を締め付け、減速させる)
いずれにしろ昔の貨物ターミナルで時折見られたものですが、一般のファンでもよほど年季の入った方が貨物ターミナルを見学するか、昔の記録映像でしかお目に掛かることの少ないという代物です。
そんなものを貨車のおまけに付けてくるとは鉄道博物館恐るべし(笑)

カーリターダのパーツは確か最近TOMIXから出た貨物列車のセットに付属していたものと同じ仕様と思われますが、これのためにいちいちセットを買わなければならない業腹さを思えば、これはかなりお得なアイテムと思います。
(セット付属の物は既存のレールにパーツを組み合わせる形式です)

ワム3500自体も当鉄道で不足気味の木造有蓋車なので有難い1両です。
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この記事へのコメント
最近は実物を見ることが無くなりましたね。
今の貨物列車は始発から同じ行先の貨車ばかり纏めて編成してますからね。
やはり途中で編成を組み替えるのは効率が悪すぎるのでしょうね。
貨車も殆どコンテナ車とタンク車ばかりになりましたし。
ワム3500は色々汎用性の高い古い貨車ですが、うちの鉄道ではチビロコのユーレイに重宝しています。昔あった津川の無動力銚子デキ3などにもいいのでは?
(チビ客車動力のデッキを切除したりとか、ワム3500も社内のリブ削るとか加工の手間いりますが。)
ところでこの「カーリターダ」は模型的には何か意味はあるのでしょうか?
他のものですとトミックスの踏切レールは脱線かけた車両を戻す機能があったりしますが、まさか本当に走行抵抗掛けられても困りますし。
カーリターダは当時の鉄道を扱う図鑑ではよく取り上げられていましたね。あと、鉄道を扱うドキュメンタリー番組でも登場頻度は高かったと記憶しています。
お恥ずかしい話ですが、当時は「カーリターダ」と「ハンプ(貨車を突放するための丘)」がセットで紹介される事が多かったのでカーリターダをハンプと取り違えて覚えていた時期がありました(恥)
カーリターダはハンプとセットで使って初めて意味を持つ設備なので、貨物駅でこれを実働させる形で再現しようとしたら、相当広大なセクションが必要と思います。
それに停止状態で確実に連結できるカプラーも必須ですし(笑)
ですから実際に機能しなくても気分として設置するダミー装備として使うのがよろしいかと思いますね。
カーリターダは黒モールド一体成形ゆえ、記録映像など見て微かにでも銀を挿してアクセントを付けたいように思います。ただ…油汚れなどで真っ黒にも見えるような。
木造貨車だと懐かしいの香港tomyワム50000とワフ28000も起用したいところでしょうか?もっとも香港tomy貨車そのものの経年がスゴいことですしそう転がっているとは言い難い模型ですが。そう思っているとポポンの箱無しコーナーにひっそり隠れているような気もしますけれども。
>もっとも香港tomy貨車そのものの経年がスゴいこと~
実はナインスケール版のワㇷ28000で見事にくたびれた外見のを1両持っています。中古モデルの中でもかなり埃やごみを拾ったと思われる汚いコンディションなのですが、逆にそれが「40年分のエージング」をした様になっていて、見た目にいい味を出しているモデルです。