TOMIXのキハ58系「陸中・盛岡色セット」

 先月の帰省で拾った中古の入線車から。
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 キハ58は好きな気動車のひとつなのですが、故郷を走っていたとはいえ「盛岡色」のカラーリングは今一つ馴染めないものがあります。
 汚れが目立ちそうなうえに、雪景色の中では埋没してしまいそうな白を基調にしている事、そこに彩度の高い赤帯を組み合わせたカラーリングは派手なんだか地味なんだかわからない感じがして、帰省中に実車にお目に掛かると何となく不思議な気分になる事が多かったと思います。

 とはいえ、地元という事もあるのでしょう。故郷のショップではあらゆるタイプの盛岡色の気動車が並んでおり、帰省でショップを覗いているうちについ手を出してしまうスパイラル状態が続いています。

 古くはGMキットのキハ22、同じくキハ23と外堀を埋められ、TOMIXのキハ52赤鬼色、KATOのキハ58まで、どれもこれもが故郷のショップに並んでいたものですからただ事ではありません。

 まさかと思っていた今回の帰省でも、盛岡色を拾ってしまいました。

 物はTOMIXの「陸中・盛岡色セット」
 割合、最近のリリースのモデルの様です。
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 実車は盛岡-釜石間を結ぶ急行だった様ですが、先頭のキハ58は冷房準備車から冷房改造された1500番台が充てられ、中間のキハ28も2000番台を再現しているという、特定編成の特定車両のモデル化となっています。

 盛岡色のキハ58、28の3連の組み合わせですが、3両を並べてよく見るとそれぞれに表情が異なるのが面白いところ。
 前面窓の違いだけで、それなりに表情が違って見えるのがキハ58っぽさを感じさせてくれます。
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 HG仕様だけに細密感に関しては文句なし。走行性もM-13モータ搭載モデルだそうでスローもほどほどに効く、水準内の走りと言えます。
 連結間の狭さなんかは、いかにも最近のモデルらしいリアルな走りを感じさせてくれるスペックと言えるでしょう。
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 さて、このモデルは新品に比べると割合値引きの良い方だったのですが、その理由が例によって「後付けパーツが前ユーザーで取り付け済みだったから」の様です。コレクターならいざ知らず走らせて楽しむ分には後付けパーツが付いているのは有難い事も結構あるので、これまた複雑な気分を味わわされました。
 (まあ、これまでのモデルでは逆に「取付が杜撰で欠品パーツがある」なんてのにもよく当たるのですが。
光山鉄道管理局
 HPです。


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