「TEZMO SYNDOROME」と基本セットのはなし・その1
今回はマンガネタで。
今年最初の更新となった「TEZMO SYNDROME」は主人公の風奈が初めて買ってもらったTOMIXの基本セットの思い出を振り返る話でした。
いかにも年末年始向きの話でわたしの正月気分も盛り上がります(いい加減、松も取れたというのに笑)
という訳で、わたしも例によって便乗させて頂きます(汗)
とはいえ、Nゲージに関する限りわたしの始まりは「基本セット」ではなかったのですが。
実を言いますと、わたしがこの趣味に入った昭和50年はTOMIXの登場前夜。
KATOからは「EF65とブルートレインとエンドレスの組み合わせ」のセットが出ていたそうですが、実物を見たことがありませんでしたし。
そもそも、わたしの場合は16番モデルをやっていた親類の関係で、線路も車両もバラで揃えるのが当たり前くらいに思っていたものですから、初体験も「キハユニ26とフレキシブルレール」だったのです。
基本セットの魅力というのは「最初の買い物で最低限の完結性のある運転ができる」点にあると思うのですが、その点でまず出遅れていた訳です。
実際にエンドレスが楽しめる様になったのはTOMIXの登場後、これまた線路のバラ買いを買い集めてからでした。
今にして思えば、少しづつでもパーツやアイテムを買い足しながらレイアウトという目標に近づいてゆくプロセス自体を得られたわけで(実際実現まで20年以上かかりましたが汗)これはこれで悪くはなかったと思うのですが。
ですが、わたしより下の世代(といってもその差はわずか数年)はTOMIXかKATOの基本セットからこの趣味に入った人が多いと思います。ただ「そこで満足してしまうか、更なるバージョンアップを図るか」という分岐でマニアと一般人が枝分かれしたであろう事も容易に想像できます(この点については少し思うところもあるのですが、それについては次の機会に)
さて、作中で風奈が買ってもらったのは2000年代初頭の「CタイプDLと2軸貨車2両」のセットですが、わたしもずっと後になってこれより古い基本セットを入手した事があります。
これが「キハ02とエンドレス、ホーム付き」という物で単純に線路をぐるぐる回るだけでなく、ホームが付く事で「列車の停車、発車を楽しめる」構成になっていたのが新鮮でした。これは下手にポイントをつけるよりも「鉄道模型の魅力を強く感じさせる」ものだったと思います。
このアイテムで改めて「Nゲージの入門セット」の魅力の一端を感じられました。
その少し前にはひょんなきっかけでTOMIX前夜の「トミーナインスケール」の基本セットを入手ているのですが、こちらも単純なエンドレスでありながら「後付けの踏切」が付いていたのが印象的でした。
やっぱりこのネタは長くなりそうなので続きは次の機会に(汗)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
今年最初の更新となった「TEZMO SYNDROME」は主人公の風奈が初めて買ってもらったTOMIXの基本セットの思い出を振り返る話でした。
いかにも年末年始向きの話でわたしの正月気分も盛り上がります(いい加減、松も取れたというのに笑)
という訳で、わたしも例によって便乗させて頂きます(汗)
とはいえ、Nゲージに関する限りわたしの始まりは「基本セット」ではなかったのですが。
実を言いますと、わたしがこの趣味に入った昭和50年はTOMIXの登場前夜。
KATOからは「EF65とブルートレインとエンドレスの組み合わせ」のセットが出ていたそうですが、実物を見たことがありませんでしたし。
そもそも、わたしの場合は16番モデルをやっていた親類の関係で、線路も車両もバラで揃えるのが当たり前くらいに思っていたものですから、初体験も「キハユニ26とフレキシブルレール」だったのです。
基本セットの魅力というのは「最初の買い物で最低限の完結性のある運転ができる」点にあると思うのですが、その点でまず出遅れていた訳です。
実際にエンドレスが楽しめる様になったのはTOMIXの登場後、これまた線路のバラ買いを買い集めてからでした。
今にして思えば、少しづつでもパーツやアイテムを買い足しながらレイアウトという目標に近づいてゆくプロセス自体を得られたわけで(実際実現まで20年以上かかりましたが汗)これはこれで悪くはなかったと思うのですが。
ですが、わたしより下の世代(といってもその差はわずか数年)はTOMIXかKATOの基本セットからこの趣味に入った人が多いと思います。ただ「そこで満足してしまうか、更なるバージョンアップを図るか」という分岐でマニアと一般人が枝分かれしたであろう事も容易に想像できます(この点については少し思うところもあるのですが、それについては次の機会に)
さて、作中で風奈が買ってもらったのは2000年代初頭の「CタイプDLと2軸貨車2両」のセットですが、わたしもずっと後になってこれより古い基本セットを入手した事があります。
これが「キハ02とエンドレス、ホーム付き」という物で単純に線路をぐるぐる回るだけでなく、ホームが付く事で「列車の停車、発車を楽しめる」構成になっていたのが新鮮でした。これは下手にポイントをつけるよりも「鉄道模型の魅力を強く感じさせる」ものだったと思います。
このアイテムで改めて「Nゲージの入門セット」の魅力の一端を感じられました。
その少し前にはひょんなきっかけでTOMIX前夜の「トミーナインスケール」の基本セットを入手ているのですが、こちらも単純なエンドレスでありながら「後付けの踏切」が付いていたのが印象的でした。
やっぱりこのネタは長くなりそうなので続きは次の機会に(汗)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
ただ、私の場合は入門はHOで最初に購入したのはリマの新幹線0系の入門セットでした。
リマからは結構たくさんの日本形車両が出てまして、新幹線0系以外では103系電車、国鉄貨車数種が出てました。
Nゲージでも485系が出てました。
外国のメーカーが日本のメーカーの下請けではなくて、自社のオリジナル製品として日本形を発売していたのですから非常に珍しいことでした。
世界中で発売されてましたから、取説が日本語を含めて7カ国語で書かれていたのを覚えています。
鉄道模型としては珍しいテレビCMもよく流れてました。
社会人になって鉄道模型は一旦辞めたのですが、30歳で復帰。
復帰した時にNゲージに転向しましたが、一応は経験者ですから入門セットを買うのは嫌だったので、単品で揃えました。
Nゲージで最初に購入したのはカトーのキハ20とキハユニ26でした。
当時はなぜか非電化にこだわっていました。
ホビーライフが入門セットからスタートするか、単品揃えでスタートするかは一長一短あると思います。
KATO以前のHOの場合は入門セットにスケールの車両が付いてこないせいか、入門セットから車両模型に進む率は低かったのではないかと思えます。
リマはNゲージでも485系を出していた事がありますね。構造が日本のNと相当に異なるものの、一応Nの線路を走る事が出来ましたが。
仰る様な「単品車輛」と「レールセット」の組み合わせだと車両がお仕着せでない分目的意識のあるユーザーには手を付けやすいメリットがありますね。
個人的には線路と車両のほかにもう一つプラスがあれば入門セットでも広がりのある展開ができるのではないかと思います。
そのことについては近く書いてみたいと思います。