2月5日で「キハ25のはなし」

 今回も日付に因んだ車両ネタから。
 2月5日なので「キハ25」でも取り上げてみようかと。

 Nゲージで「キハ25」というとまず思いつくのがKATO(当時は関水金属)が最初に出した気動車であるキハ20系の片運転台車が出てくると思います。
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(写真はキハ20ですが、長さもそう違わない片運転台車ですから印象としてはこのモデルとほぼ同じになります)
 実車の運用形態をよく知らないのですが、両運転台のキハ20の増結用というメーカーの親心からリリースされた機種ではないかと思います(初期モデルはキハ20、キハユニ26同様にM車とT車がラインナップされていました)
 ですがわたしの故郷ではキハ52や58に押されたのかキハ25を見た覚えが殆どありません。同じ片運転台のキハユニ26がどの列車にもつながっていたのとは対照的です。
 レイアウトでの運転でも大概はキハ20とキハユニ26、或いはキハ52とキハユニといった組み合わせになりやすく、敢えてキハ25を入れるメリットを感じなかったというのが正直なところでした。

 で、このままだったらキハ25のはなしはこれで終わってしまうのですが。
20210828SE (8).jpg
 それから40年近く経ってから「新車でキハ25を入線させる事になる」とは考えもつきませんでした。
 ただし、こちらは同じKATOのキハ25でも「JR東海のキハ25」なのですが(汗)

 20210828SE (6).jpg
 こちらはこちらで実車も模型も「ネーミングと気動車であるという事以外の共通点が見付からない」くらい別物の車両になっています。
 313系電車の気動車版ともいうべき垢抜けたスタイリングが特徴ですが、垢抜けたと言っても直線ペキペキデザインのJREの気動車よりはほっこり感もあってわたし個人としては気に入っています。


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この記事へのコメント

Manic
2022年02月05日 07:15
国鉄のキハ25は実際どうだったのだろうとちょっと調べてみたら晩年に東北に有ったのは郡山・山形・一ノ関みたいです。なので盛岡では見かけなかったのかと?自分は気にしてなかったのですが見ていただろうと思っていたら小牛田にもなかったのでちょっと驚いた次第です。

10系だと片運転台のキハ17がメインだったのに20系は両運転台のキハ20がメインなのは何故?と思っていたらwikiで機械式ディーゼルカーが老朽化していて、その交換用に作られた旨書いてあって成る程なと思いました、自分も勉強になりました(笑)。
鉄道模型大好きおじさん
2022年02月05日 12:24
うちにはカトーのキハ20、キハ25、キハユニ26が30両くらいあります。
安いので新品中古関係なく、見かけたらちょくちょく買ってます。
いつの間にか、うちの主力気動車になりました。
子供の頃、父親の田舎でよく見ていたのも理由かもしれません。
ただ、キハ20系のみの編成は少なく、大抵は17系や23系、40系、55系、58系と混成されてました。
朝夕のラッシュ時はこれらを組み合わせた6両編成の通勤列車もありました。
光山市交通局
2022年02月06日 21:12
>Manicさん

 盛岡から見て一番近いのが一ノ関(まあ、100キロ近く離れていますが)だったら見覚えが無いのも無理はありませんね。

 実は山田線あたりでもキハ20は殆ど見ず、キハ52、58が主力になっていましたから、山あいの線が多いところでは大出力車の方が良かったのでしょう。

 
光山市交通局
2022年02月06日 21:22
>鉄道模型大好きおじさん

 わたしの故郷の山田線では普通列車でも「キハユニ26ーキハ58-キハ52」の3連が鉄板編成でした(笑)

 おかげで末期になると「国鉄色-急行色-首都圏色」の嬉しくないトリコロール編成になっていましたが(個人的には首都圏色はあまりに愛想のないカラーリングで好きになれません)