TOMIXのキハ30

 先日、某量販店で年末年始の買い物で貯まったポイントを消化する形で入線させた1両です。
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 物は先日リリースされたTOMIXの「キハ30 0番台」
 皆様もご存知の通り、キハ30はエンドウのブラスモデルを皮切りにMODEMOのプラ製品、KATOのプラ製品と間を微妙に開けながら各社からリリースされています。
 TOMIXも2、30年くらい前にエンドウのモデルのリニューアル品みたいなブラスモデルを製品化していたという、変わった経緯のあるモデルでした。

 今回の0番台は事実上「TOMIXが初めて出す自社製のキハ30」とも言えます。

 車体の造形は、最近のモデルに比して特に劣りもしなければ格別良いわけでもない、とにかく「水準内にまとまっている」という印象でした。
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 走行性は新型モータの威力か、スローもそこそこ効きスムーズです。
 しかも(実測ですが)単行であれば140Rのミニカーブをクリアできる様です。
 (ただし、走りはそれなりに苦しくなりますし、メーカーがこれを公証しているかは知りませんので、実験はあくまで自己責任の範囲でお願いします)

 と、模型で見る限り問題を特に感じないキハ30です。
 ならば何故リリースの時点で買わなかったのか?というと既に出ているKATOはもちろん、今回の製品よりも造形の細密度で劣るエンドウ(やTOMIXの旧モデル)のモデルに大した不満を感じていなかったからです。

 特にエンドウのそれは、造形にラフさはあっても、実車の印象把握が的確なので不満とは別に一種の愛着を持たせてくれるキャラクター性が感じられます。
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 その点で今回の製品は細密度では上回っても、どこか可愛げのなさを感じる造形のせいか、積極的に選ぶ気になかなかなれなかったのです。

 ただし、これはあくまでも個人の印象と経験から来ている感想なので実際のモデルの出来とは直接関係しないことは強く申し添えておきます。

 走行性はこれまでの製品のどれよりも良いですし、表示幕の光り方なども好ましいので、初めてキハ30を買おうという人には大いにお勧めできるモデルだと思います。
光山鉄道管理局
 HPです。


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