2月23日で223系のはなし

 世間は天皇誕生日で祝日ですが、わたしの職場は原則祝日出勤なので感覚的には「普通の2月23日」になってしまいます(涙)
SNShouo71IMG_0085.jpg
 そんな訳で日付け語呂合わせで「223系」のはなしをば。
 223系と言うと1994年登場のJR西日本の主力近郊電車のひとつですが、長い生産期間の間に微妙に仕様を変えたバリエーションが多い事も特徴です。わたしの手持ちの223系はKATOの1000番台と2000番台の4連2編成ですが、並べてみるとカラーリングは同じでもライト周りが異なり見飽きません。
P4263302.jpg
 これを入線させたのは私がこの趣味を再開した直後くらいのタイミングでしたが、実車に馴染みこそなかったものの同じJRでも東日本や東海の近郊電車に比べるとカラーリングもデザインもなかなかシックに感じられ、一種一目ぼれに近い感じで中古モデルに手を出した覚えがあります。

 「中古」とは言いますが、わたしの現住地は勿論故郷のショップでもJR西日本の電車の出物が出る事は極端に少なく、これ以後223系の中古にお目に掛かる事は殆どなかったですから(我ながら)偶然のチャンスを上手くとらえたものだと思います。

 1000番台、2000番台はともに実車は4連~8連くらいの運用が基本で8連くらいの長編成で走らせても様にはなりますが、個人的な好みで言うなら4連の2編成をすれ違いで行き交いさせる方が賑やかな感じ(と地方都市っぽさも感じさせて)で好きだったりします。

 JR東海の313系と同様に元々は113系の置き換えとして登場した車両ゆえに、20M級3扉車というコンセプトは共通していますが、313系の「馴染みやすいが野暮ったい」のとは異なり「怜悧なくらいに取り澄まされた」印象が都会的に感じられます。
P4263298.jpg
 やはり大手、中小私鉄が乱立しそれぞれが個性を競う、いわば「生き馬の目を抜く」かの如き関西の鉄道界でJRが存在感を示すにはこれくらいハイセンスなデザインが要求されるのかもしれません。
(同じ近郊型でも東日本の701系は良くも悪くもプレハブ的ですが、考えてみたらあちらには競合できるほどのライバル私鉄がありませんし)


 時々は同じ西日本の221系なんかと組みあわせて運転を楽しんでいますが、いつ走らせてもわくわくさせられます。
光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型ランキング

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2022年02月23日 00:55
中古があまり出ないということは、やはり東日本や北日本ではJR西日本の鉄道模型は不人気なのでしょうか?
こちら関西では逆にJR東日本の鉄道模型の中古を見掛ける機会は少ないですね。
新品であれば大抵の模型店に大量に出ているのですが。
光山市交通局
2022年02月23日 21:43


>鉄道模型大好きおじさん
>
>鉄道模型大好きおじさん  

 223系に限らないのですが鉄道模型や鉄道グッズという奴は地方によって売れ筋が極端に異なる(一部国鉄型やよほどの人気車両を除く)性格が強いですね。

 ただ、それだけに中古では売れ筋と見做されないモデルがたまに出てくると、同じ車両が人気になっている地域よりも安く手に入る事があるので、そこは善し悪しだと思います。

 実際、故郷のショップでしおじのフル編成とか、E351の増結セットとかを安価に手に入れられましたし、逆に故郷の東北地域を扱った鉄道本が長野のショップでは1冊100円で買えたりとかしました。

 現住地でも阪急の鉄コレが1両3桁価格(しかもN化、動力化した奴を)で買えた事もあります。

 その意味では「遠出の旅行で中古ショップを覗く」なんてのも悪くはないのかもしれません。