モジュール改修2022 樹木を追加する

 ミニSLレイアウト・ 棚幡線モジュール改修ネタから。
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 昨年暮れ以来ストップしていたモジュール改修の続きです。
 今回は主に植生を中心に手を加えます。

 元々の「週刊SL鉄道模型」のレイアウトも秋景色をモチーフにしていましたが、付属の「ザ・樹木」の紅葉樹がフォーリッジが非常に劣化しやすく、レイアウトの開通後半年もしないうちにフォーリッジがポロポロと落ちてしまい丸裸に近い状態になってしまっていました。

 この樹木をリニューアルするのは困難と判断。ここ数年紅葉樹を中心に他のメーカーのものを少しづつ買い揃えていました。
 今回それらを一斉に植樹、合わせて低木部にもライケンを追加するなどの処理を加えています。
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 今回戦力になりそうに思えたのがポポンデッタ製の紅葉樹。
 不自然にオレンジぽく見えますが、実景で紅葉を見た時のイメージに近く(他社のものはややくすんで見える)レイアウト自体も華やかに見えそうな感じがあったので今回集中的に投入しています。
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 更にKATOから最近リリースされた紅葉樹も加え色の強弱を調整します。
 これが山々の表現であればクラスターフォーリッジを使うところですが、今回のレイアウトは基本平面の風景で木立を通して向こうが透けて見えやすいため枝振りの細かな市販品を使いました。
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 ですがここで意外に手間がかかったのが「建築限界」
 樹木を仮置きして列車を通していたときは問題なかったのに同じ位置に樹木を固定すると、それまで通過できた列車が梢に引っかかり動けなくなるトラブルが頻発したのです。
 仮置きの時は列車が接触しても、樹木がかすかに位置を変える事で回避できていたようです。それが一旦固定してしまうと製品の樹木の枝が硬いためにちょっと接触するだけで、まるで壁のように進行を阻むのですから参りました。

 結局列車が接触しないように、ハサミとニッパーでトリミングしたり、樹木自体を指で押しつぶして薄くするなどしてどうにか15M級の気動車が通過できるだけのクリアランスは確保しました。

 ゼロからレイアウトを作る場合と異なり、一旦出来ているレイアウトの改修ではこうした盲点によくぶつかります(汗)

 あと足元にはライケンを中心に灌木を配して地面を落ち着かせ、建物や樹木が無造作に置かれているような印象の軽減をはかりました。
 実景でも建物や巨木の周囲が「足元が丸見えになるくらい真っ平らな草原」ということは殆どないですから。
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 とは言え一通り樹木を配置すると風景の潤いがまるで違います。

光山鉄道管理局
 HPです。


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