3月2日でキハ32のはなし

日付の語呂合わせネタから
今日が3月2日なのでキハ32のはなしでも(笑)

キハ32そのものは昭和の終わりごろに国鉄が四国で使うために製造した16M級の気動車です。
キハ32はJR化後も運用され、普通列車はもとよりイベント用に改造、使用された仕様もいくつか存在します。

実はわたしが「キハ32」と聞いて真っ先に連想するのもそうした仕様のひとつ「鉄道ホビートレイン」だったりします。
DSCN9176.jpg

実車がイベント列車用に「気動車に0系新幹線の顔を合成した」という出自の車両なのですが、実車の写真を見て0系の顔をなかなか上手く合成しており不思議と違和感がありません。モデルの方もこれまたこの印象を良くとらえた造形になっていると思います。
(モデルの方も実車同様に「元々キハ23だった車体前面に0系顔のカバーを被せた」構造ですが、そのカバーを外すと「0系風のヘッドライトが出目金状態で飛び出している」のに驚かされます。実車もこんなのでしょうか?w)
DSCN9179.jpg

模型としての鉄道ホビートレインはベース車が短駆の気動車なので大概のレイアウトで使えますし、レイアウトやお座敷運転を華やかにさせる存在と思います。ショーティや自由形のイベント車と異なり「曲がりなりにも実車が存在する」が故のリアリティが独特の存在感を見せてくれる車両と思います。

DSCN9474.jpg

20210516SE (87).jpg

現に暮れの年越し運転で実家のレイアウトを走らせたり、昨年もグランシップのイベントでモジュール上を快走させました。
これだけの事で「畳の大平原が年越しのイベントらしくなりました」し「地味なこと夥しいモジュールがお祭りの様に見えたり」します。
ハレの場で走らせるのがこれほど似合う単行の車両と言うのもそうそうありません。

光山鉄道管理局
HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型ランキング

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


この記事へのコメント

秋津のOB
2022年03月02日 21:43
しばらくぶりに失礼します。当方もこのホビートレインは…確か去年に仕入れました。新品購入直後の試走ではイマイチな動きゆえ即バラし。微妙な通電板の接触良くなかったか、中華油的なたっぷりグリスが悪さをしていたか……。調整に手こずり諦めかけたら急に良くなり、KATO製フライホイール機関車並みに低速起動ができるようになりました。

四国な車両は唯一なので、今のところ新幹線班に入れて長編成や通電カプラーで連結に時間がかかる間、941形救援車と共に先発と締めをやってます。
光山市交通局
2022年03月03日 23:04
>秋津のOBさん

 わたしも最初に存在を知った時には「まさか四国にこんな0系のコスプレ車が走っているとは」でした(笑)
 記事にも上げましたが、当鉄道ではイベント車としての活躍頻度はかなり多い車両です。
 現住地やその近辺では意外に知られていない車両らしく、走らせると一般の方から「あれ、何ですか?」と聞かれる事も多いですね。
(むしろお子様の方が良く知っています)