鉄コレの「鹿島臨海鉄道キハ2001」

 久しぶりに発掘した埋蔵金鉄コレネタです。
 ものは第13弾の「鹿島臨海鉄道キハ2001」

 思えばこれを箱買いで入手したのは、11年前の東日本大震災の直後でした。震災やら原発やら計画停電やらで気もそぞろになりがちだったあの時期、予定通りに入荷した鉄コレを手に取った時に「日常が少しづつ戻ってくるような感覚」になったのを思い出します。

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 鉄コレ第13弾は国鉄キハ20の譲渡車やキハ20準拠の設計がされた私鉄バージョンの車両で纏められていましたが、本車両は国鉄のキハ20を大洗鹿島線の開業のタイミングで譲渡、入線させたものだそうです。
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 真横から見るともろにキハ20以外の何物でもないのですが、同じ鹿島臨海鉄道のキハ6000系と併結できるように貫通路の開口を若干高くした上に、ヘッドライトも従来の屋根上から運転席下の前面に移動する改造がされています。

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 たったこれだけの改造なのに、キハ6000準拠のカラーリングがされた途端にキハ20臭さが一気に払拭されたのは、まさにマジックとしか言いようがありません(笑)
 今回このモデルを久しぶりに引っ張り出したのは、昨年秋に同じ鹿島臨海鉄道のキハ8000が、暮れにKATOのキハ6000が相次いで入線したからです。この増備は全く偶然の産物だったのですが、これまでの手持ちでこの鉄道のモデルと言えばキハ2001しかありませんでしたから、ある日突然鹿島臨海鉄道のディーゼル車のバリエーションが急増した事になります。
 年越し運転の前後にはこの「鹿島臨海スペシャル」的にこの3者のバリエーションを愉しませて頂きました。

 尤も、この2001は鉄コレそのままでN化もしていませんが。

 余談ですがこのキハ2001は6000系に比べて装備が見劣り(何しろ1980年代後半の入線なのに非冷房車でしたし)するところから20世紀末に茨城交通に再譲渡され、カラーリングを変更されて向こうでも活躍しました。
 その仕様も第13弾で鉄コレ化されていますが、その車両については次の機会にでも。

光山鉄道管理局
 HPです。


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