「大雪の日に除雪車を買った」はなし
今回は先日の帰省の戦利品から。
サブブログでも書いていますが、帰省の二日目は予想だにしなかった暴風雪で幕を開けました。
午前中はそれこそ傘も壊れる位の横殴りの風雪で外出など思いもよらぬ状況。
それに加えて、家族が雪道走行の経験がなく、私自身も二の足を踏むような積雪だったため予定していた墓参がキャンセルされ実家に蟄居する状態でした。
その風雪も流石に午後になると晴れ上がり、更に除雪車などの大活躍もあって夕方にはどうにか買い物に出られた次第です。
で、帰省の折によく覗く中古屋さんのひとつで見つけたのがまさにこういう状況にぴったりなジャンク品でした。
かなり昔のモデルですが、マイクロの「MCR600タイプ 除雪用軌道モーターカー」です。
このモデルは割合最近まで現住地のショップの店頭で売れ残っていた車両なのですが、当時はあまりにも近代的(笑)かつ「走る十徳ナイフ」みたいな何でもありな雰囲気に乗れないまま、これまで入線を躊躇していたモデルでした。
ですが大雪の日に除雪車のモデルを見つけるという偶然に何か運命を感じ(あと後述の理由で安価だった)財布を開いてしまいました。
先に「走る十徳ナイフ」などと書きましたが、事実この除雪車は1台でラッセルとロータリー車の機能を持ち、かつブルドーザみたいな段きりプラウ(雪庇の切り崩し用)まで装備し、鉄道車両と言うよりもモビルアーマーかレイバー的な印象を与える車両です。
実車はJRE管内の秋田、新潟、高崎などに配備され管区毎に色が異なるという仕様(今回のは新潟支社の越後湯沢仕様)なのもなんだかレイバーっぽい印象に貢献している気が(笑)
モデルでも(手動ながら)その辺りの可動部をこれでもかと言う感じで表現しています。
さて、このモデルはジャンク扱いで安かったのですがその理由はいたってシンプル。
端的に言って「走らないから」
(あと前ユーザーのウェザリングが入っていたからと言うのもありそうですが)
最初は「大雪の帰省の思い出のモデル」として飾り物にしても良いかな、くらいに考えていたのですが、帰宅後モータを外して通電するときちんと回ります。
加えてギアも特に引っ掛かりもなく回りましたから、問題点は通電系と判断。
調べてみると集電用のスプリングの一部が接点から外れ掛かっていたのを見つけたので修正したら、見事に走り出しました。
ただ、昔のマイクロらしく走りの繊細さには欠けます(動力機構は同じマイクロのフリータイプ3軸機関車のそれに似ています)が、この小ささの二軸動力としてはこんなものでしょう。
走りが復活したので、結果としては結構コスパの良い掘り出し物にはなりました。
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
サブブログでも書いていますが、帰省の二日目は予想だにしなかった暴風雪で幕を開けました。
午前中はそれこそ傘も壊れる位の横殴りの風雪で外出など思いもよらぬ状況。
それに加えて、家族が雪道走行の経験がなく、私自身も二の足を踏むような積雪だったため予定していた墓参がキャンセルされ実家に蟄居する状態でした。
その風雪も流石に午後になると晴れ上がり、更に除雪車などの大活躍もあって夕方にはどうにか買い物に出られた次第です。
で、帰省の折によく覗く中古屋さんのひとつで見つけたのがまさにこういう状況にぴったりなジャンク品でした。
かなり昔のモデルですが、マイクロの「MCR600タイプ 除雪用軌道モーターカー」です。
このモデルは割合最近まで現住地のショップの店頭で売れ残っていた車両なのですが、当時はあまりにも近代的(笑)かつ「走る十徳ナイフ」みたいな何でもありな雰囲気に乗れないまま、これまで入線を躊躇していたモデルでした。
ですが大雪の日に除雪車のモデルを見つけるという偶然に何か運命を感じ(あと後述の理由で安価だった)財布を開いてしまいました。
先に「走る十徳ナイフ」などと書きましたが、事実この除雪車は1台でラッセルとロータリー車の機能を持ち、かつブルドーザみたいな段きりプラウ(雪庇の切り崩し用)まで装備し、鉄道車両と言うよりもモビルアーマーかレイバー的な印象を与える車両です。
実車はJRE管内の秋田、新潟、高崎などに配備され管区毎に色が異なるという仕様(今回のは新潟支社の越後湯沢仕様)なのもなんだかレイバーっぽい印象に貢献している気が(笑)
モデルでも(手動ながら)その辺りの可動部をこれでもかと言う感じで表現しています。
さて、このモデルはジャンク扱いで安かったのですがその理由はいたってシンプル。
端的に言って「走らないから」
(あと前ユーザーのウェザリングが入っていたからと言うのもありそうですが)
最初は「大雪の帰省の思い出のモデル」として飾り物にしても良いかな、くらいに考えていたのですが、帰宅後モータを外して通電するときちんと回ります。
加えてギアも特に引っ掛かりもなく回りましたから、問題点は通電系と判断。
調べてみると集電用のスプリングの一部が接点から外れ掛かっていたのを見つけたので修正したら、見事に走り出しました。
ただ、昔のマイクロらしく走りの繊細さには欠けます(動力機構は同じマイクロのフリータイプ3軸機関車のそれに似ています)が、この小ささの二軸動力としてはこんなものでしょう。
走りが復活したので、結果としては結構コスパの良い掘り出し物にはなりました。
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
「ミニカーブ通れる小型の非電化車両が欲しい」という条件で、さの模型で聞いたらこれが中古であったのですが・・・その、明らかに貨車牽引(旅客はキハ04をすでに所有)する奴じゃないんでやめました。
その後いつの間にかなくなっていましたが誰が購入したのやら。
ちなみにずっと後にそこでDD16(KATO・寒冷地型)を購入し、黄色にしてパトランプ(本当はライトのパーツ)を屋根につけ、事業用車にしたのは何の因果か…
このモデルはロータリー部やラッセル部がビス止めされているだけなので、それを外せば「近代型のL字型事業用機関車」で通用するルックスになります。
カプラーが付いていないのが何ですが、工作派の手に掛かればこれはどうという事はないでしょう。
もし安価な出物でもあるなら、小型機関車に改造するのはありだと思います。