「紙で作る日本の蒸気機関車」5680を作る・その3

 「紙で作る日本の蒸気機関車」のペーパークラフト、5680の製作記です。
 前回の記事から10日ばかり経過していますが、ここまででエンジン部の上回りがどうにか形になってきました。
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 全てがペーパー製のこのモデルではドームや煙室扉など曲面で構成されている部品の成形は予想通りの難物でした。
 説明書には「ゴム板の上で先が丸まった棒などで整形してください」とあるのですが、近所の店ではそういうのがなかなか見つけられません。
 まあ、それを言ったら部品に筋を入れるための「鉄筆」だってガリ版印刷が消えてこのかた縁がありません(この話題、歳がバレるな)
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 結局ゴム板がわりにスポンジヤスリをベースに、丸い棒の方も塗装パーツで売られていた先端が球形になった棒を代用する形で凌ぎました。
 説明書で図説されていた「彫刻刀のつか」より小さいので細かなパーツの曲面づけにも使えるというありがたい器具でした。

 とはいえ、道具が揃うことと製作がうまくいくことがシンクロするはずもなく、出来の方は相変わらず雑さばかりが目立ちます。

 特に帯材などを曲面のボイラに貼り付けるのは予想以上に大変です。そこに加えてこのキット(笑)「手すり類のパーツの一部は設計図をもとに改めて部材を切り出さなければならない構成」になっているので、それらの切り出しもバカになりません。

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 そこへ持ってきて生来の不器用さがもたらす仕上がりの雑さは隠しきれるものではありませんし(大汗)
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 本来ならホワイトボディのままで見せると良かったのですが、流石にこの出来だと恥ずかしい事夥しいので、途中から「黒く塗る」方向で行くことにしました。

 要するに「色の黒いのは七難隠す」を狙います(大汗)
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光山鉄道管理局
 HPです。


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