ノスタルジック鉄道コレクション第二弾のキハ200タイプ

 今回はノスタルジック鉄道コレクション第二弾の入線車ネタです。
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 もう40年以上昔の話です。
 家族旅行で盛岡を飛び出し三陸沿岸沿いをレオーネで走っていた時、大船渡の盛のあたりで車と併進している線路で見慣れない気動車が走っているのに遭遇しました。

 カラーリングが似ているので最初は大船渡線の列車かと思っていたのですがそいつは単行で走っていて、しかも車体がレールバス並みに短く見えました。
 何よりその列車、前面がとにかくへんてこに見えたので「一体なんだあのディーゼルカーは!?」とか思ったものです。

 実はその近くを走っていたのは現在は貨物専業となっている岩手開発鉄道の線路。
 あの当時は細々ながら旅客も扱っていて気動車も在籍していたのです。

 おそらくその時見た「ヘンテコな気動車」は、この鉄道唯一の新造気動車、キハ200だった様です。
 前面は切妻処理されているもののデザイン性と言うものを一切感じない愛想のないフロント周り。かろうじてボギー車ですが車体も異様なほど短躯というのも新世代レールバスが登場する以前としてはなかなかユニークな存在でした。

 そのキハ200、Nゲージでも少し前にキッチンからブラスモデルが出ていることを知りましたが、何しろ手間とお値段が(涙)

 今回の鉄コレではニ軸ながらそのキハ200そっくりな気動車がラインナップされていて、当時のことを思い出した次第です。
 二軸である他に、車体の長さも実車より短い様ですが、よもやこんなマイナー車がリーズナブルな(いかに最近の鉄コレが高いと言ってもブラス製の特製品よりははるかに手軽。そもそも最近は出物がない)プラ車体で買える時が来るとは思いませんでした(驚)

 今回のノス鉄購入の目的の半分以上はこのキハ200だったと言っていいかもしれません。
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 そのキハ200タイプ、入線後も色々てんやわんやがあったのですが、それについては次の機会に。
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

秋津のOB
2022年04月19日 08:43
たびたび失礼します。この岩手開発タイプをニコイチして本家のボギー車化を目指してしている人は少なからずいるようですね。指定の動力だとかなり軸距が短くかなりバランス悪く見えますから、その不安定感を解消する意味もあるかもしれません。カプラーがかなり引っ込みますがKATO小型車動力を入れた方を見かけました。

全長が近い南縦レールバスの下回りを試しに嵌めようかと思いましたが……岩手開発タイプをまだ仕入れていない状態でした。
光山市交通局
2022年04月20日 23:03
>秋津のOBさん

 今回のラインナップは特にそうなのですが、純正動力が短すぎたり逆に長すぎたりしているのが少々気になりますね。第3弾のラインナップも同じ傾向のようです。

 ポケットライン用や鉄コレでも他の二軸動力なんかをコンバートして印象の違いを見てみたいところです。

 キハ200のニコイチも、塗装し直すなら同型の色違いもあるので案外手軽かもしれませんね。