アーノルドの2軸荷物車
先日の帰省の戦利品から。

普通の古本屋さん系のショップで外国型の車両の中古モデルに出会うことは現住地とか、田舎の店ではそう滅多にある事ではありません。 ましてや二軸の客車ともなると猶更だと思います。
今回そういうショップで拾ったのがアーノルドの2軸荷物車のモデルです。
小私鉄やナロー系が殆どである日本型車両では独立した荷物車の二軸客車は殆ど見掛けない車両だと思います。
が、これが鉄道の歴史が長い欧州だと客車自体のバリエーションが豊富な上に、鉄道に対するニーズも広い事もあって「2軸の荷物車」というのには割とお目に掛かります。
これが日本型とは異なる独特のシックさを感じさせる外観で外国型に興味のない向きにも「ああ、これは良さそうだな」と思わせるキャラクター性を持っているのも事実です。
(或いは単に「カワイイ汽車に興味のある一般人」の方々にはもっと大きな訴求力を持つかもしれませんw)

アーノルドの荷物車もそうした中のひとつと思います。
カタログでチェックしたところでは「尾灯・室内灯標準装備」と言うのが売りになっていた様で実際ばらしてみると中央部には電球を内蔵したユニットが見えます。
ただ、集電が悪いのか玉切れなのか実際に通電しても電気は点きませんでしたが(涙)
もし、これが点灯するならノス鉄の機関車なんかに牽かせたらさぞいい雰囲気だったろうとは思います。
また、このモデルの特徴は前ユーザーの趣味なのか、実用上の理由なのか尾灯のある側のカプラーがケーディに換装されています。これもまたいい雰囲気ですが点灯しなければあまり意味はありません。

尤もケーディかKATOカプラーの装着車と組み合わせるなら実用上の意味はありそうですね。
光山鉄道管理局
HPです。

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今回そういうショップで拾ったのがアーノルドの2軸荷物車のモデルです。
小私鉄やナロー系が殆どである日本型車両では独立した荷物車の二軸客車は殆ど見掛けない車両だと思います。
が、これが鉄道の歴史が長い欧州だと客車自体のバリエーションが豊富な上に、鉄道に対するニーズも広い事もあって「2軸の荷物車」というのには割とお目に掛かります。
これが日本型とは異なる独特のシックさを感じさせる外観で外国型に興味のない向きにも「ああ、これは良さそうだな」と思わせるキャラクター性を持っているのも事実です。
(或いは単に「カワイイ汽車に興味のある一般人」の方々にはもっと大きな訴求力を持つかもしれませんw)

アーノルドの荷物車もそうした中のひとつと思います。
カタログでチェックしたところでは「尾灯・室内灯標準装備」と言うのが売りになっていた様で実際ばらしてみると中央部には電球を内蔵したユニットが見えます。
ただ、集電が悪いのか玉切れなのか実際に通電しても電気は点きませんでしたが(涙)
もし、これが点灯するならノス鉄の機関車なんかに牽かせたらさぞいい雰囲気だったろうとは思います。
また、このモデルの特徴は前ユーザーの趣味なのか、実用上の理由なのか尾灯のある側のカプラーがケーディに換装されています。これもまたいい雰囲気ですが点灯しなければあまり意味はありません。

尤もケーディかKATOカプラーの装着車と組み合わせるなら実用上の意味はありそうですね。
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この記事へのコメント
(ワフ21000あたりなどのばねを軟らかくすればこんな感じ?)
もっとも欧州でも微妙なケースがあるらしく、『きかんしゃトーマス』に出てくる軽便鉄道のビアトリスという車両は、木造有蓋緩急車というか有蓋車にしか見えない(窓はあるが乗員扉すらない)のですが、客車列車に併結されて貫通ブレーキのない編成の制動を担当してました。
(モデルはタリスリン鉄道の5号客車だそうで、こちらはWikipedia英語版「List of Talyllyn Railway rolling stock」で写真が見れます↓)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Talyllyn_Railway_rolling_stock
>
Wiki拝見しました。元々緩急車というのは補助ブレーキ車からスタートしているので(車掌も当初は「ブレーキガード」と名乗っていた)本来は形状が客車的である必要もないのかもしれませんね。
それにしても5号車の構造とデザイン(あと車内も)には何かそそられるものがあります(笑)
>5号車の構造とデザイン(あと車内も)
個人的に注目したいのは、写真の向かって左にある「BOOKING OFFICE」と書いてある鳥の巣箱みたいなでっぱりで、これ何なのかというと、ここの窓を開けて車掌が切符を売ってたそうです。
日本ではこういう時切符は車内で買うのが普通でしょうが、貫通扉のないコンパートメント客車ではこれが一番確実なんでしょうなぁ・・・