モジュール線路のメンテナンスのばなし(汗)

 今回はトレインフェスタ2022のこぼれ話的なネタです。
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 展示の設営作業では持ち込めれたモジュールを相互に接続し、配線を接続後線路を磨いて通電、試運転という流れとなっています。
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 数人のメンバーで手分けするとは言え、線路の総延長は軽く数十メートル超え。HOも入れれば100メートル以上に達します。
 もちろん埃汚れ程度であればTOMIXのクリーニングカーを交互に走らせればどうにかなりますが、レール自体の汚れはなかなかしつこいので手作業は必須となります。

 今まではボロ切れにクリーナーを染み込ませ拭き取るのが中心でしたが、今回はその作業にメンバーが持ち込んできた新兵器が投入されました。
 それはシャイネックス製の「レールドクターツーアップ」
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一見して柄の付いたスポンジといった感じですが、これにクリーナーを染ませて拭き始めると、綿棒よりもはるかに力が入りやすい。
その上、Nゲージだったら同時に2本のレールが拭けるのでかなり効率的です。おかげでレールクリーニングに要する時間が大幅に節減できました。
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 パッケージ写真を見るとお分かりのようにスポンジの硬さに合わせて2種類が用意されており粗目のブルーが「久しぶりの運転用」細目のオレンジが「日々のメンテナンス用」で使い分けができます。
 お値段は4本セットで千円ちょっととお高い様ですが使いでは大いにあると思います。
 わたしなんかは長柄の先にこれを括り付けて数十センチ先のレールを磨くのに使いたいところです。

 ついでなのでもう一品。
 メンバーに頂いたものですが、津川洋行の車輪クリーナー。同種の製品に「ソフトくん」があるのは前にも紹介していますが、これはそれよりハードな用途の製品の様です。
 レールに乗せるだけで通電し上に車両を載せて車輪を回転させる機構です。これはグリップで給電するソフトくんよりも手軽です。
 ただし、ブラシが全て金属たわしみたいなものですから今の主流のゴムタイヤ付き車輪には使いにくいのが難でした。
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 ですがゴムタイヤ以前の時代物の動力車が多い当鉄道では大いに威力を発揮するアイテム。実際今回の運転会ではフライッシュマンやミニトリックスなどの旧車の走りが見違える様に改善しました。
 これが頂けた事は大いに有難いです。

 これらに限らないのですが、イベントなどでのクラブのメンバーや同好の士との交流の中にはこうした実用性の高い事項の情報交換が多く、後から役立つものも多いです。

 一方でモジュール自体の劣化や一部パーツのくたびれなど、今回のイベントで出された宿題も多かったのも確かです(汗)

 最後に
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