KATOの16番スケールキハ58系

例のトレインフェスタ以来、現住地に帰宅した後も予約品が入荷したり、中古の出物に当たったりと鉄道模型関連の出費が嵩んでいます。
例年だったら一年で一番お金を使わない時期なはずなのですが(汗)
今回の出物もわたし的にはイレギュラーな出物でした。
中古ショップに並んでいたKATOの16番仕様のキハ58&28。
一応未使用品という触れ込みで付属品も揃っているとの由。
故郷では主に山田線や釜石線でお馴染みだった気動車だったキハ58系ですが16番の出物があるとなれば見逃せません。
(・・・とか偉そうに書いていますが、この仕様のキハ58は今ではKATOの基本セットとしてどこでも売られているHOゲージのひとつです)
お値段もオクやネットショップを検索した数字よりも幾分安価なレベルだった事に背中を押されてしまいました(大汗)
新品レベルだったので帰宅後に線路に載せてみると「でっかいNゲージ」といった趣。
これは主に車体に後付けパーツがほとんど付いていない、のっぺりした印象が影響している感じです。ですが16番サイズの迫力は感じます。
走行性もとりあえず文句なし。Nより大きい模型がNよりスムーズに走るのは当たり前ですし、今回のは未使用品ですから。

ただ、この時点では前面は穴ぼこだらけ。
つまりここからはユーザーが後付けパーツを付けてくださいという事です。

今思い出したのですがこの傾向は実は同じKATOのNゲージのモデルでも同様でして、数年前にえらい目に合わされた記憶が(笑)
あの時はジャンパ栓を飛ばしてなくさないかとひやひやものでした。

そのひと仕事となる「後付けパーツの取り付け」
Nの機関車みたいに「ナンバープレートを付けて一丁あがり」なんてわけにはいきません。前面の手すりだけでも6個、それ以外にもブレーキホースやらワイパーやらと普通にみられる状態にするには20個以上の取り付けが必須。

それとは別に連結器周りの細密度を上げるパーツ(これを装着するとカプラーが首を振らなくなるのでディスプレイ派のOPと言えます)も付いてくるのでそれも含めると1両に要する工程もなかなかのものです。

ですが、やってみるとそれだけの事はあり同じKATOのクモハ40よりも達成感が高い感じすらします(笑)

基本セット用と同じ編成だけにお座敷運転への親和度も高く割合楽しめるHOモデルでした。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
特に電気機関車だとナンバープレート以外に信号煙管や避雷器、ホイッスル、アンテナ、手摺など山ほど後付けパーツがあったりします。
ディーゼル機関車でもホイッスルと手摺は後付けというのが多いです。
勿論カトーの一部の機関車みたいにナンバープレート以外は取付け済みというものもありますが、そのぶん価格も確実に値上がりしています。
電気機関車やディーゼル機関車など昔は定価で5000円前後だったのに最近は7000円前後ですからね。
蒸気機関車は10000円オーバーが当たり前になってきました。
ナンバープレート(888か895)とホイッスルの取付だけで済みました。これがHO/16番ゲージだと手すり、防護無線アンテナ、タブレットキャッチャー、エアーホースと取付パーツが増えてしまいます。KATOの機関車なら車体と台車に分けて作業すれば遅くても実質3工程ですみます。カツミ・エンドウの製品で始めた者にとっては面倒なことと思いますが、細密化するとなるとほぼ同じようなスタイルなるのでなんだろうと考えてしまいます。
返信が遅くなりすみませんでした(汗)
TOMIXのHG仕様が登場した辺りからNでも後付けパーツのオンパレード状態が普通になってしまいましたね。
73系なんかは増結セットを買っても「ガーランドベンチレーターまで後付け」「銀河モデルのディテールアップパーツ付属」とセミキットなのでは?と言いたくなるほどでしたし。
ですがこれも度が過ぎると却ってうるさくなる感じもあります。
最近の交流機の手すりに多いのですが「車体と手すりの質感が違うためにそこだけ目立ってしまう」というパターンまで出てきました。
コストの兼ね合いもあり、そろそろこの手の細密化も袋小路に入りかけている観もありますね。
KATOの16番スケールのDD51はわたしが再開後に初めて入線したHOだったので、後付けパーツの取り付けの壮絶さは知っている積りです(笑)
ただ細かいだけでなくボディとの合いが良く無いパーツもあってかなり苦労した覚えがありますね。
ブラスモデルの16番なんかは大概手すり類が取り付け済みの事が多いですがプラに比べると実車らしい質感なのが取り柄ではないかと思います。