カメラの進化とテツドウモケイのはなし
今回は思いついたままの書き殴りですが内容に不備も多いと思います。
ですのであくまで軽い気持ちで読んでいただけると幸いです(と、予防線を張っておく汗)
わたしがテツドウモケイの趣味を始めた1975年頃、カメラと言えばデジタルでもビデオでもない銀塩カメラしかありませんでした。
SLブームのさなかだった事もありあの当時は「鉄道ファン=カメラマニア」というのが当然の状態だったわけです。
ですがあの当時から機械音痴だったわたしのこと、カメラこそ安物の奴を1台持っていたもののそれで模型を撮るなんて事はなく「昭和の撮り鉄ライフ」とも全く無縁でした。
何しろあの頃のカメラと言えば撮った結果がその場でわからない、現像で写真屋へ行く手間がかかる、機材の使用にノウハウが必須で扱いきれない。上に撮った写真の加工は更に面倒と、わたしが使うにはハードルが高すぎたのです。大体当時のカメラはストロボは後付けが当たり前、オートフォーカスすらついていませんでしたし。
その後、20年の中断をはさんで21世紀の初めに改めてこの趣味を復活させるのですが、その時鉄道模型の進化以上の大きな変化と思えたのがカメラのデジタル化、携帯電話へのカメラの搭載だったと思います。
いずれもが銀塩カメラにない大幅なコンパクト化と機動性を約束してくれる夢のアイテムではありました。
スペック面で言うなら模型撮影に必須のマニュアル露出機能がイージーに可能さらにはマクロ合成でひと昔前の特撮レベルの事もできる様になっているそれどころか同じカメラで静止画も動画も撮れると驚くほど多機能化しています。
第一、撮ったそばから成否が確認できる上に失敗作をその場で消去し写真を上書きして撮り直す事も自在ですから。
今回、随分太字の部分が多い上に「何を今更」なことばかりですが、昔のカメラはその当たり前な事すらできなかったのですから、全く時代の変化は凄いw
しかもデジタルゆえにPCや電話機能との連携で撮影された写真を即座にネットにアップロードできる事も大きなメリットでした。
これらの要素もあったのでしょう、銀塩カメラ時代、わたしが撮った写真はせいぜい24枚撮りフィルムで10本もなかった程度だったのにデジカメになった途端、10年間で撮影した写真の枚数は軽く2万を越えています(笑)
勿論、それらの一部をアップロードして記事を書いているこのブログもその恩恵を最大限に受けているのは間違いありません。
とにかくそれくらいに「写真を撮る」という行為を一般化させてくれたのがデジカメでありスマホの内蔵カメラでしたし、鉄道模型の趣味の中でもその事が大きく影響しているのは間違いないと思います。
・・・なんだか思い出ばなしだけで結構なボリュームになってしまったので続きは次の機会に。
光山鉄道管理局
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わたしがテツドウモケイの趣味を始めた1975年頃、カメラと言えばデジタルでもビデオでもない銀塩カメラしかありませんでした。
SLブームのさなかだった事もありあの当時は「鉄道ファン=カメラマニア」というのが当然の状態だったわけです。
ですがあの当時から機械音痴だったわたしのこと、カメラこそ安物の奴を1台持っていたもののそれで模型を撮るなんて事はなく「昭和の撮り鉄ライフ」とも全く無縁でした。
何しろあの頃のカメラと言えば撮った結果がその場でわからない、現像で写真屋へ行く手間がかかる、機材の使用にノウハウが必須で扱いきれない。上に撮った写真の加工は更に面倒と、わたしが使うにはハードルが高すぎたのです。大体当時のカメラはストロボは後付けが当たり前、オートフォーカスすらついていませんでしたし。
その後、20年の中断をはさんで21世紀の初めに改めてこの趣味を復活させるのですが、その時鉄道模型の進化以上の大きな変化と思えたのがカメラのデジタル化、携帯電話へのカメラの搭載だったと思います。
いずれもが銀塩カメラにない大幅なコンパクト化と機動性を約束してくれる夢のアイテムではありました。
スペック面で言うなら模型撮影に必須のマニュアル露出機能がイージーに可能さらにはマクロ合成でひと昔前の特撮レベルの事もできる様になっているそれどころか同じカメラで静止画も動画も撮れると驚くほど多機能化しています。
第一、撮ったそばから成否が確認できる上に失敗作をその場で消去し写真を上書きして撮り直す事も自在ですから。
今回、随分太字の部分が多い上に「何を今更」なことばかりですが、昔のカメラはその当たり前な事すらできなかったのですから、全く時代の変化は凄いw
しかもデジタルゆえにPCや電話機能との連携で撮影された写真を即座にネットにアップロードできる事も大きなメリットでした。
これらの要素もあったのでしょう、銀塩カメラ時代、わたしが撮った写真はせいぜい24枚撮りフィルムで10本もなかった程度だったのにデジカメになった途端、10年間で撮影した写真の枚数は軽く2万を越えています(笑)
勿論、それらの一部をアップロードして記事を書いているこのブログもその恩恵を最大限に受けているのは間違いありません。
とにかくそれくらいに「写真を撮る」という行為を一般化させてくれたのがデジカメでありスマホの内蔵カメラでしたし、鉄道模型の趣味の中でもその事が大きく影響しているのは間違いないと思います。
・・・なんだか思い出ばなしだけで結構なボリュームになってしまったので続きは次の機会に。
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この記事へのコメント
当然ながら模型列車も撮りやすくなり、実車相手では一発勝負しかできない、あるいは今だと撮影不可なネタまで自由に撮れます。貸しレイアウト店が定着したのもリアルな風景と絡めたり、留置線大集合写真を撮りやすくなったのもあると考えます。
コメントありがとうございます。
実はそちらと同じ様な事を後編で書こうと思っていたところでしたので、我が意を得たりの思いです(汗)
うまく纏まるかどうかわかりませんがその時は御笑覧ください。
失敗しても簡単にリカバリー出来てしまうので、撮影する時に緊張感も無くなりました。
余りにも手軽になり過ぎて写真撮影が楽しくなくなりました。
私は部室は写真部に所属していたくらいなので、元々写真撮影は大好きでした。
撮影して、部室で現像したり焼付けしたり、全て手作業で行うのが楽しかったですね。
ところが今ではデジカメ全盛でフィルムカメラを使う若者など皆無なのか、私の母校の写真部はとうに廃部されてしまったようです。
最近は何処の学校でも写真部が廃部されたり、部員数が激減しているみたいですね。
最近はアニメに登場する写真部でもフィルムを現像したり、印画紙に焼付けしたりするシーンは皆無です。
例えば「たまゆら」には昔のフィルムカメラから最新のデジカメまで現存するカメラが多数登場するなどリアルだけど、写真部室には何の機材も器具も無く、未だにフィルムカメラを愛用するヒロインでさえ現像は写真屋に頼むという体たらくで寂しい限り。
知り合いに写真部員がいたり亡父がカメラのコレクター(らしい)だったりと身近に銀塩カメラを使う人を見る事が多かった割には(或いはそのせいで)わたし自身はカメラに対する苦手意識は強かったですね。
手軽になりすぎて楽しくなくなったというのはカメラに限らずオーディオやスポーツカーなんかでも聞かれるキーワードと思います(事によると鉄道模型も?)
敷居の低さから来るモラルの問題は確かにあると思うのですが、逆にパイが広がった事で従来考えられなかった使い方、楽しみ方も続々発掘されている点も見逃すわけにはいかないと思います。
今思い出しましたが(遅い!)うちの子供も写真部員だったのですが、今では基本デジカメとPCによる画像処理が活動のメインなようですね。