7月の入線車から・KATOのEF56

 先日、某社のEF56がダイカスト包丁で使い物にならなくなってしまった話をしました。
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 どうにかボディやモータなどはサルベージできたものの、動力をコンバートするか、トレーラーとして使うかその方向性もまだ決まっていないのが現状です。

 それは置いておいて、
 その件以来、中古ショップで主にコンバートに使えるEF57あたりの出物がないか探していたのですが。
 そんな折に出先の静岡で「KATOのEF56」を見つけたのも何ですね。
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 KATOのEF56の存在は知っていたのですが、10年近く前のリリースで新車はまず入手困難と思っていましたし、まして中古の出物があるなどと考えていなかったので一種盲点でした。
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 とはいえお値段はそれほど安いとはいえないもの(新品より百円単位で安いだけ)でしたが。
 尤もそれでも奥の出物よりは安価なのは間違いありません。
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 某社の後期型に対してKATOのは前期型ですが、全体の造形は某社のそれよりも繊細な印象で如何にもKATOらしいものと思います。
走行性もほぼ文句なし。
 とりあえず某社の56の代打としては使えそうです(EF56の重連なんてものが存在するならば某社のモデルのトレーラー化も射程に入ってきますしw)

 ですがこの話はこれで終わらない。
 今回はもうひとつ予想外の出物も見つけているのですが、それについては次の機会に(汗)

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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2022年07月31日 11:19
EF56の重連運用が実在したか否か、私にも分からないですが、回送の機関車を連結したとか故障車を救援などイレギュラーな形でなら重連もあったのではないでしょうか?
EF66やEF200といった基本的には重連など有り得ない筈の機関車でも、回送機を連結とか故障車救援などで重連は珍しくありませんでしたからね。
レサレサ
2022年08月01日 22:51
>鉄道模型大好きおじさん
>重連

私が聞いた凄いのだと「D50の五重連」という、アメリカでもありえねーだろと思えるような蒸気機関車大行進でしょうかね?
もちろん営業用では有りません。

国鉄が大正末期に連結器を自動連結器に付け替えたのは有名ですが「こいつはどれだけ強度があるのか?」と昭和4年になって試験する際、当時は日本最強蒸機だったD50を集めてきてオンボロ貨車5両(後ろにさらに車両をつけて動きにくいようにさせている)の前に五重連で引かせたそうです。

(交友社の『機関車の構造及理論』という戦前の本に記載、なお自連はこれに耐えたそうです。)
2022年08月02日 08:14
我が家もかつて同じ某者のデッキ電機のダイキャストフレーム自然崩壊という目に合っています 幸い知人がKATOの動力に差し替えて頂けたのですが 気分的にショックですよね~運転もほとんどしていなかったのにいざ運転と思ったときに動きも悪いし脱線三昧 調べたら台車の動きが硬い それで分解しようと試みたら分解する前にダイキャスト破片がポロリですから で分解終えたら完全崩壊しました そんな安物でもないのですけれどね(^^;
光山市交通局
2022年08月02日 22:44
>鉄道模型大好きおじさん

 編成の先頭に重連というのは珍しい(あるいは無い)かもしれませんが、回送での重連なら十分あり得そうですね。

 トレーラーにしても「機関区の彩り的な置物」としての活用もありそうです。
光山市交通局
2022年08月02日 22:47
>レサレサさん

 考えてみたら試験運用の世界もなかなかのワンダーランドですね。
 EH10なんかも試験的に客車を引いたりしていますし、ある意味試験運用の名のもとに「夢の組み合わせ」「ワンダーランド走行」なんかを確信犯的にやってみるのも面白そうですね。

 流石にデッキ付きEFの5重連はおっかなそうですが(笑)

光山市交通局
2022年08月02日 22:51
>トータンさん

 コメントありがとうございます。
 今回の56なんかそうですが「久しぶりに走らせようとして出してみたら変形してました」ってのは結構凹みます(涙)

 56や以前紹介したED71なんかは辛うじて走る事は走ったのですがまるで「爆発寸前」みたいに見えてはらはらものでした。

 余談ですがこの手の変形モデル、ごくたまに中古ショップで堂々と売られている事があります(しかもそれなりに高いお値段で)が一体どんな客が買ってゆくのか、意外に早く捌けているのに驚かされます。