ふたつの101系を走らせる
先日来紹介している「オレンジ色電車の自宅運転会」の番外編。
実は前回の運転会の折にふと思いついたネタを走らせてみたものです。
今回は101系のペアです。
前にも書きましたがNゲージの101系自体は鉄コレとは別にKATOとGMのモデルが存在します。
GMの101系(中央線緩急の黄色、総武線塗装)は数年前に入線させているのですが、個人的には3社の中で一番101系らしさを感じるモデルと思っています。
今回、いい機会だったのでGMのと鉄コレの仕様と並べてみましたが、造形に関してはやはり鉄コレよりも朴訥な印象で改めて好感を持ちました。
GMの101系の特徴として、前面窓の天地が他社よりも広く、その上他社のモデルがサッシをガラスと一体化させたクリーンなものなのに対しボディ側にサッシを造形しているのでかなりイモっぽいものがあります。
ですが殊、101系ではこの造形はかなり好ましく感じるのです。
おそらく、ですが実車準拠という点では鉄コレやKATOの方が正しいとは思うのですが、それに比べるとGMの方は「人間がフリーハンドで印象重視のディフォルメを加えてみました」という印象です。
なので他社には細密度では負けるでしょうが、印象面でははるかにいいと感じさせます。
因みに走行性は昔のGM動力なので鉄コレよりは洗練さに欠ける走りですが、これも案外101系らしいと感じさせてくれるところですね。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
生憎、私はどれも所有してませんが、模型店などで現物を見た限りではカトーのものが一番良く出来てると思います。
マイクロも出来映えはカトーに劣るかもしれませんが、吊革の表現が面白いですね。
ウィンのものは動力が無くて、確かトミックスの113系の動力を流用する仕様だったと思います。
動力が無いくせに値段は一人前でしたが…
鉄コレの101系はライト点灯を考えなくて良いからか、正面のデフォルメは少ない気がします。
GMの101系はキット形式ですが、塗装が単色なのでキット初心者の練習用としては好適とよく言われますね。
グリーンマックスはキット制作の基礎的なものといいますが、作り方の説明書に記載されている通りには行きませんでした。というわけで購入から完成まで5年かかりました。確かに鉄道コレクションが出ると設計の古さを感じますが、動力ユニットを現行製品であるコアレスモーター動力ユニットに取り換えてレベルアップをしました。
鉄道コレクションは1回だけの生産で終わりなので増車しました。譲渡車両は製品化されることが少いので貴重です。
わたしが最初に入線させた101系もKATOの総武色の奴でした。
細密感は103系を上回っていたのですが、なんとなく101系っぽさが希薄な感じもあって早々と手放してしまった思い出があります。
マイクロの吊革表現は面白い試みでしたね。ただ、なまじ吊革があると吊るしで走らせたときに「無人電車感」も強まってしまうのも確かで難しいところです。
鉄コレの秩父仕様はわたしも飛びついた口でした。
仰る通りで1回こっきりの生産が原則の鉄コレは、チャンスを失うと後からなかなか増車が効かないのが難ですね。
GMのコアレス動力ユニットはわたしの現住地にはまだ入荷していません(いや、買う人がいないのかも)
あれも一度走りを見てみたいモデルですね。