鉄コレ31弾の西鉄7050

今回は鉄コレ31弾の埋蔵金車両から。
ものは西日本鉄道7050形です。
九州にすら行った事の無いわたしにとっては(JR九州もですが)西鉄の車両自体には馴染みがありません。
ですがそれゆえに西鉄には未知の魅力の様なものを感じてもいます。
西鉄の車両は割合最近までなかなか鉄道模型として製品化される事が少なかったジャンルです(一説では某怪獣映画で西鉄の車両がひっくり返る描写があったために長い事製品化の許可が降りなかったとか聞いたことがありますが、まさかそんな事もないでしょう)

確か最初の製品化はマイクロエースだった様に思うのですが、2000系や5000系が出ていたと記憶しています。
ブラインドパッケージの鉄コレでの西鉄車両は29弾で7000系がリリースされ、今回の7050が第二弾となります。
それとは別に8000系や3000系もオープンパッケージで出ていますから、ある日突然西鉄の車両が急に増え出した様な印象すらありますね。

7050形は2000年登場の4扉通勤車である7000系の3扉化仕様で2003年に登場しています。
個人的にですが現行西鉄車のミントグリーン車体に赤帯という配色は他社にない個性を感じますし、近代的な車体と併せて魅力も感じます。
2連での運用にももちろん対応できますが、聞くところでは7000系と併結して4連以上の長さにも対応する様ですから31弾の中では使い出のある編成かもしれません。

ところで
鉄コレの思わぬメリットのひとつとして「同じ私鉄の複数の編成が(間をおいて、ですが)リリースされる事が多い」というのがあると思います。第1弾の銚子電鉄からそうだったと思いますが、特に地方私鉄の場合、ひと編成だけぽつんとあってもあまり気を惹かないのに仕様違いであれ二つ以上の編成が並ぶと途端に鉄道らしさを感じさせる(と同時にその私鉄への関心が向き始める)事がよくあります。

これなどは安価でブラインドパッケージが多かった初期の鉄コレならではの特徴ではなかったかと思います。
大手私鉄とはいえ、これまで鉄コレでのリリースが少なかった西鉄でも同じパターンにはまった様な気がします(汗)
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
(^^;ゞ
地元福岡の私鉄ということで、私もマイクロエースの「2000形」「5000形」を入線させております。
仰るように鉄コレからはけっこうな種類が出ておりまして、現行の西鉄電車はほぼ再現可能ですね。
来年はポポンデッタから、最新型の「9000形」も発売される予定ですしね。
ただ、幼少期から西鉄電車を利用している身としましては、かつての主力電車である「600形」が発売されていないのが何とも寂しいところです。
京浜急行で言うと「初代1000形」のような立ち位置の電車ですね。
「西鉄600形」は、以前「ワンマイル」という会社からNスケールモデルが発売されたことがあるのですが・・・鉄コレにやや劣る感じのディティールでしたし、やはり物足りないものがありました。
現行の西鉄電車には、何故かあまり興味が湧きません。
子供の頃は、華やかな天神(福岡市一の繁華街です)に行く際に西鉄を利用することが多く、当時の形式は「楽しい時に乗る電車」というイメージがあったのでしょうね。
大人になった現在は、西鉄電車を利用する際に「楽しいこと」が待っているわけでもありませんので(笑)、現行型の電車に思い入れが涌かないのかなと思います。
長文失礼しました。
例えば、おれんじ鉄道、島鉄、長崎電気軌道など。
驚くのは、おれんじ鉄道はトミックス、島鉄はカトー(鉄コレもありますが)というように大手模型メーカーから発売されていることでしょうか。
西鉄の歴史が古いだけに旧型車も色々あるのになかなかモデル化を見ませんね。
(やはり「ラ●ン効果」のせいなのでしょうか?)
>当時の形式は「楽しい時に乗る電車」というイメージ~
この表現、ぐっときました(笑)
子供の頃の鉄道利用はそういうイメージが確かにありますね。
わたしの場合は専ら盆暮れの帰省でしたから、当時のオハ47系やキハ20系のイメージと重なるところがあります。
今の701系はにっくきベンチシートのおかげで「見るのはともかく乗るのは嫌になる電車」になっていますw
>
九州ではないのですが、TOMIXから天竜浜名湖鉄道のラッピング車が出たのには驚きましたw
最近は第3セクター系を中心に新型車両の規格が統一されつつあり、共通の動力ユニットの転用が効きやすくやすくなっているのが背景にあるのではないかと思います。
この傾向は九州に限らず全国的に広がってゆくのではないでしょうか。