7月の入線車・マイクロのED77
先日衝動買い入線させた交流電機のモデルから
マイクロエースの「ED77−14号機 無線アンテナ付き」
店頭で実物を見た時、ED75並みの寸詰まりボディなのに中間台車を装備した異様なプロポーションに惹かれました。
それもそのはずで実車は磐越西線電化時に、軽軸重を確保するために中間台車を装備した仕様だそうです。
ですが結局はED75に置き換えられる形で1993年までには全機廃車の憂き目を見ていたそうである意味悲劇の機関車と言えるかもしれません。
お面はED75と同じですが側面から見るとED76の様な伸びやかさに欠け、幾分不恰好に見えるプロポーションです。
が、その一方で妙に憎めない朴訥さのようなものも感じさせ、それほど悪印象はありません。
軸重の可変装置のついた中間台車は前後の動力台車に比べてかなり小振りでED18やED62のような不思議な印象も同時に感じさせます。
造形自体は流石に最新のKATOやTOMIXのそれに比べるとしんどく感じますが、それでも許容範囲内と思います。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
こちら関西では馴染みが無い車両にも関わらず、プレミアが上乗せされて中古でも新品と大して値段的に変わりません。
寧ろ新品よりも高いこともあります。
マイクロが製品化する前は、ED75を改造して作る人がいましたね。
ED75よりもED77の方が若干長いので車体を切り刻み、プラ板で延長するという工法でした。
当然、動力も延長改造した上で中央部にED76やDD51等の中間台車を取付けてましたね。
言うのは簡単ですが、私の技量では到底不可能な改造でした。
そちらではプレミアですか。
今回の買い物は文字通り店頭で見つけての衝動買いだったのですが、地方のショップではなかなかこういう買い方ができないので偶然とはいえ運がよかったのかもしれません。
ED77はED75そっくりとはいえ、75よりも微妙に長い車体で動力ユニットに既製品が使いにくいのではないかと思われるので、意外に手間の掛かったモデルではないかと思います。