トミーナインスケールのスピリットオブ1976
先日、当ブログの訪問者数が38万を越えました。
相変わらずの気まぐれな内容ですが今後ともよろしくお願いします。
それを記念して・・・という訳でもないのですが、今回はおめでたい車両のひとつとして当鉄道では古参クラスの珍車(だと思う)を紹介します。
この趣味を再開してこの方、帰省や旅行の折などに田舎の中古ショップも覗く様にしているのですが、時折おもしろいものを見つける事があります。今回のモデルもそうした中のひとつで確か15年位前の入手品でしたか。
ナインスケール時代のトミーからかつて出ていたディーゼル機関車
シーボードコーストラインが使用していたU36Bのスピリットオブ’76仕様です。
これはブランド名こそトミーですが製造はバックマンです。
アメリカ形でありながら当時のナインスケールのカタログにも日本型に混じって堂々と掲載されていましたが、恐らくその理由のひとつはこの機関車が「アメリカ建国200年記念塗装」だったからではないかと思います。
1976年に建国200年を迎えた当時のアメリカでは何から何までこのカラーリングにする事が推奨されていて、戦闘機なんかまでもがこのカラーリングにしていたのですから凄い話です(このモデルのリリースももちろん1975年頃)
勿論その余波は当時の日本でも見られまして海の向こうのはなしでありながら彼の地のお祭り騒ぎは連日報道されていたものです。
尤もこのモデル自体は私自身大昔のナインスケールのカタログでしか見た事がありませんでした。
これを買った店ではジャンク扱いで一部パーツが欠落していましたが、それでも線路に載せてコントローラをひねるとモータが唸りを上げつつ豪快なスロー走行を見せたのには感動しました(この「豪快なスロー走行」は当時のバックマン製品の特長のひとつで初代のDD13なんかもこれに近い走りを見せるモデルがあります)
こんなのも車両のキャラクターには合っている様に思います(牽引力は期待できそうにありませんが)
さて、この機関車もそのカラフルさゆえにレイアウト上ではもっぱらイベント列車に使われています。
例えば、OE88にスピリットオブ76なんてレイアウト上のお祭り騒ぎ意外の何物でもありません(笑)
最近はやりのラッピング車両のルーツのひとつにこういうのもあるかもしれませんね。
光山鉄道管理局
HPです。
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それを記念して・・・という訳でもないのですが、今回はおめでたい車両のひとつとして当鉄道では古参クラスの珍車(だと思う)を紹介します。
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シーボードコーストラインが使用していたU36Bのスピリットオブ’76仕様です。
これはブランド名こそトミーですが製造はバックマンです。
アメリカ形でありながら当時のナインスケールのカタログにも日本型に混じって堂々と掲載されていましたが、恐らくその理由のひとつはこの機関車が「アメリカ建国200年記念塗装」だったからではないかと思います。
1976年に建国200年を迎えた当時のアメリカでは何から何までこのカラーリングにする事が推奨されていて、戦闘機なんかまでもがこのカラーリングにしていたのですから凄い話です(このモデルのリリースももちろん1975年頃)
勿論その余波は当時の日本でも見られまして海の向こうのはなしでありながら彼の地のお祭り騒ぎは連日報道されていたものです。
尤もこのモデル自体は私自身大昔のナインスケールのカタログでしか見た事がありませんでした。
これを買った店ではジャンク扱いで一部パーツが欠落していましたが、それでも線路に載せてコントローラをひねるとモータが唸りを上げつつ豪快なスロー走行を見せたのには感動しました(この「豪快なスロー走行」は当時のバックマン製品の特長のひとつで初代のDD13なんかもこれに近い走りを見せるモデルがあります)
こんなのも車両のキャラクターには合っている様に思います(牽引力は期待できそうにありませんが)
さて、この機関車もそのカラフルさゆえにレイアウト上ではもっぱらイベント列車に使われています。
例えば、OE88にスピリットオブ76なんてレイアウト上のお祭り騒ぎ意外の何物でもありません(笑)
最近はやりのラッピング車両のルーツのひとつにこういうのもあるかもしれませんね。
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この記事へのコメント
自分の経験だと比較的マシなのがアルコのRSシリーズ(少なくとも3までは大丈夫)で、実車が古いためか車高が低く、KATO製品は同じKATOのオハ31などと比べても2mmぐらいしか違わず、セミセンターキャブもあってほとんど高さの違いが目立ちません。
むしろオーバースケールだった同社の1/140蒸機たちの方が大きかったです。
私が所有していたマイクロエース(中身はライフライクですが…)のGP38形とF-7形も運転席に室内灯が装備されてました。
と、言うより前照灯に光漏れ対策がされてなくて運転席が点灯していたのかもしれませんけど。
何れにしても、日本形の機関車は運転席が点灯しませんから、ある意味ユニークな装備ではありますね。
現行製品であれば同じバックマンのGE44tが該当します。
今回の場合はモデルが古い事もあるので、恐らく「ヘッドライト用の遮光材が欠落して運転席内まで光ってしまった」可能性が濃厚です。
実車の場合、運転席内が明るいと却って前がよく見えなくなることもあるので、仮に点灯したとしてもここまでビカビカではないのではないかと。
(室内灯のある路線バスでも運転席後方に遮光版があるのが普通ですから)
ただ、以前入手したドイツ型の機関車では運転席でなく機械室に室内灯が点灯するものがありました。案外こういうのもリアルに見えるだけでなく、一種の風情があると思います。
実車の通りのスケールだとすると機関車が大きすぎてアンバランスに見えると思えます。外国型160分の1、日本型150分の1だと建築限界が揃えやすいので日本型の車両とつなげた場合キャブが小さく見える可能性はあるものの車体自体の大きさのバランスはとれそうな気がします。
それは置いておいて
今回はOE88を牽かせましたがカラフルな客車や貨車の編成との組み合わせが楽しくなる機関車だと思います。
マイクロの「趣味のカラー」なんかも似合ったりして(笑)
このタイプの機関車はアメリカ形とはいえ、結構あちこちに輸出されたり模倣されたりすることが多く一種無国籍なノリの機関車ではありますね。
敗戦直後の日本で鉄道を復興する際、アメリカ側は電化よりも自国の機関車を売り込みやすい無煙化の方を優先させようと考えていた節があるそうですが、もしそれが実現していたらこういう形態の機関車が普通に幹線を走っていた可能性も否定できない気もします。
返信が遅くなりすみません。
アメリカ形は160分の1換算でもなお150分の1の日本型よりも大きいという事ですか。言われてみれば確かに背の高さはかなり違うものもありますね。
わたしの手持ちだとバックマンの外はKATOとミニトリックスくらいですがプロポーションとは別に気になるのが「運転席のドアが小さく見える」事です。