GMの映画館を作る・その2
前回紹介したGMの映画館の工作その2です。
このキットの製作工程は事実上バス営業所に準じるものですが、工作の肝は当然「前面の製作」という事になります。
前面ファザードの構造から言ってこの建物が建てられたのは映画の黄金時代と言える昭和20年代後半から30年代前半くらいまでではないかと思います。
(入り口と切符売り場がふたつずつありますが映画の黄金時代ではこれでも入り口に行列ができる事もままありました。後に映画が斜陽化してくると切符売り場もひとつになり片方の入り口が閉鎖されるか、或いは一つの建物内を仕切り二スクリーンにしてしまう改造が行われる事もありました)
わたしの故郷の映画館でもこういう感じの建物はよく見かけた記憶があります。
上述の通り、このキットのオリジナリティは前面ファザードですのでまずこの部分の塗装から始めました。
映画館の外壁というと味も素っ気もない灰色のものからレンガ造り風の看板建築の物やらもあったりしますが今回は個人的な印象を優先してデッキタン(木甲板色)を吹いてあります。
あとは窓枠パーツをクリアボンドで接着。裏側の建物部分はバス営業所と同じ工程なので今回は割愛します。
ところでこのキットで唯一気に入らないのが「看板シール」
下の演芸場を想定したものはともかくとしても映画館用の看板は正直頂けません。
ロゴ自体が同じものでも当時(も今もそうかな?)は看板類はアナログな手描きが主流でしたから、こういう見るからに「プリンターで印刷しました風」の看板は正直似合わない気がします。
まあ、この辺はそれこそユーザーの腕とセンスの見せ所かもしれません。
形になった前面部分はこれだけで十二分な存在感を出せます。
ですが、このあと馬鹿正直に後ろの建物部分を作ってしまうと下手な駅舎顔負けにスペースを食うのでこの部分だけロウレリーフ状にしてしまうのもひとつの方法かもしれません。
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このキットの製作工程は事実上バス営業所に準じるものですが、工作の肝は当然「前面の製作」という事になります。
前面ファザードの構造から言ってこの建物が建てられたのは映画の黄金時代と言える昭和20年代後半から30年代前半くらいまでではないかと思います。
(入り口と切符売り場がふたつずつありますが映画の黄金時代ではこれでも入り口に行列ができる事もままありました。後に映画が斜陽化してくると切符売り場もひとつになり片方の入り口が閉鎖されるか、或いは一つの建物内を仕切り二スクリーンにしてしまう改造が行われる事もありました)
わたしの故郷の映画館でもこういう感じの建物はよく見かけた記憶があります。
上述の通り、このキットのオリジナリティは前面ファザードですのでまずこの部分の塗装から始めました。
映画館の外壁というと味も素っ気もない灰色のものからレンガ造り風の看板建築の物やらもあったりしますが今回は個人的な印象を優先してデッキタン(木甲板色)を吹いてあります。
あとは窓枠パーツをクリアボンドで接着。裏側の建物部分はバス営業所と同じ工程なので今回は割愛します。
ところでこのキットで唯一気に入らないのが「看板シール」
下の演芸場を想定したものはともかくとしても映画館用の看板は正直頂けません。
ロゴ自体が同じものでも当時(も今もそうかな?)は看板類はアナログな手描きが主流でしたから、こういう見るからに「プリンターで印刷しました風」の看板は正直似合わない気がします。
まあ、この辺はそれこそユーザーの腕とセンスの見せ所かもしれません。
形になった前面部分はこれだけで十二分な存在感を出せます。
ですが、このあと馬鹿正直に後ろの建物部分を作ってしまうと下手な駅舎顔負けにスペースを食うのでこの部分だけロウレリーフ状にしてしまうのもひとつの方法かもしれません。
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