「Nゲージモデルで知る小型機関車」
先日閉店迫る某大型書店で久しぶりに衝動買いした鉄道模型本から
「Nゲージモデルで知る小型機関車」(イカロス出版)

ノス鉄の登場でここ最近ラインナップの充実が加速傾向な「Nゲージの小型機関車」を題材にしたバイヤーズガイド(ただし生産終了品も掲載されています)です。
以前から「併用軌道メインのミニレイアウト」や「週刊SL鉄道模型」のレイアウトなんかを作ってきた身からすれば最近の小型機の充実には目を見張るものがあります。
従来、外国製品に比べて一歩も二歩も劣る印象だった走行性についてもチビロコ用のコアレスユニットやノス鉄の動力ユニットなどの登場でようやく「ミニカーブを安心して走らせられる小型機関車」が揃いつつありますから本書の出版はまさに時宜を得たものと言えます。

本書ではDD16より小さいくらいを基準サイズとしたスケール機を中心に取り上げています。まあ、実車準拠の話が進めやすいですし、実際にスケール機の充実は著しいものがあります。
ただ、これらの小型機の大半は運用地域が限られるローカル私鉄の車両が多いので実車準拠の編成だとどうしてもバリエーションが限られてしまう弱みがあります(更に同じ理由で形状に一癖ある様なプロトタイプも多く、やや一般性に欠ける印象を与えてしまうきらいもあります)

できるなら改造の種ぐるまとして使えるかもしれないフリーのモデルにももう少し光を当てても良かったのではないかという気も少しだけしていますw

が、この手のジャンル本の製品ガイドとしてはイカロス出版のこのシリーズはユーザーには心強いものであることは間違いありません。
光山鉄道管理局
HPです。

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「Nゲージモデルで知る小型機関車」(イカロス出版)

ノス鉄の登場でここ最近ラインナップの充実が加速傾向な「Nゲージの小型機関車」を題材にしたバイヤーズガイド(ただし生産終了品も掲載されています)です。
以前から「併用軌道メインのミニレイアウト」や「週刊SL鉄道模型」のレイアウトなんかを作ってきた身からすれば最近の小型機の充実には目を見張るものがあります。
従来、外国製品に比べて一歩も二歩も劣る印象だった走行性についてもチビロコ用のコアレスユニットやノス鉄の動力ユニットなどの登場でようやく「ミニカーブを安心して走らせられる小型機関車」が揃いつつありますから本書の出版はまさに時宜を得たものと言えます。

本書ではDD16より小さいくらいを基準サイズとしたスケール機を中心に取り上げています。まあ、実車準拠の話が進めやすいですし、実際にスケール機の充実は著しいものがあります。
ただ、これらの小型機の大半は運用地域が限られるローカル私鉄の車両が多いので実車準拠の編成だとどうしてもバリエーションが限られてしまう弱みがあります(更に同じ理由で形状に一癖ある様なプロトタイプも多く、やや一般性に欠ける印象を与えてしまうきらいもあります)

できるなら改造の種ぐるまとして使えるかもしれないフリーのモデルにももう少し光を当てても良かったのではないかという気も少しだけしていますw

が、この手のジャンル本の製品ガイドとしてはイカロス出版のこのシリーズはユーザーには心強いものであることは間違いありません。
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この記事へのコメント
私鉄や専用鉄道の機関車牽引の列車はこの本を読んで参考になるものなので、損はないと思います。
しかしこいつら模型化以前に資料が少なく、自分もアルナインのとて簡作る際に、改造しようにもデータが分からず困ってた所「Aux Amis des Trains」というサイトで実物の写真並びに説明が結構乗っていました。(ありがたい)
貨車読本、わたしも持っています(笑)あれもなかなか役に立ち、しかも読ませてくれる一冊ですね。
仰る様に小型機関車の様に実車の用途が限定的な物が多いですから貨車の側からアプローチした一冊があるのは有難いと思います。
小私鉄の小型機は実車が活躍していた時期に脚光を浴びることが少なく資料面でのハンデが多いジャンルなのは確かだと思います
。
ですが実車が同じ条件だったナローゲージの方は40年前人気に火がついてから急速に資料が充実し始めましたし、同じ現象が鉄コレ登場以後の地方私鉄車両でも見られていると感じています。
その意味で言うなら小型機関車のジャンルはノス鉄が起爆剤になる形で同じ様な未来が待っているのかもしれません(この辺は希望的観測ですが)