レイアウトの移設・改修作戦その3

 先日来進行しているレイアウトの移設作戦その3です。
 今回は帰省の直前までやっていた工程について。
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 メインのレイアウトで難物のひとつが本線内側に配置しているトラムライン。
 元々この趣味を再開した時は江ノ電をはじめとする小型車両を趣味のメインに据えており、当初はレイアウトもそれに合わせて製作した経緯があります。
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 つまりこの時点では「本線はトラムラインの背景」の添え物的な扱いだったのですが、その後クラブに加入してモジュールを作る様になってから幹線級の編成が走れる規模に順次バージョンアップさせて現在に至っています。

 なので今でも本線は単純なエンドレスのみのあっさりしたものなのになっています(但し線数は多い)
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 ですが、今改めてトラムラインを見直すと本線とは真逆な複雑極まりないトラックプランになっていて我ながら驚きます。
 エンドレスのメインラインから分岐した連絡線は3%の勾配を駆け上がり、待避線や側線が装備された駅に直進。
 さらにそこを出るとリバースループを経て元来た連絡線に戻るというものです。

 しかもその間には専用軌道もあれば併用軌道もあるという実に欲張りな物だったりして(汗)
 これでも最初は500×900のささやかな所からスタートした筈なのですが(大汗)
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 この複雑な線路配置に合わせて簡易式ながらコントロールパネルを装備し、ポイントも基本電動で遠隔操作させるのを基本に製作しました(仕上がりの雑さは目をつぶってくださいw)
 ですがここ10年位塩漬け状態が続きその間ろくに操作していなかったツケを今回ばかりは思い知らされる羽目になりました。

 元々自分で設計・配線したものなのに、いざ移設すると、それらのコードが何処に繋がっていたかまるで思い出せません。
 ポイントやフィーダーなんかはまだ良いとしても、リバースに合わせたブロックの配線も(ふたつしかないのに)まるでちんぷんかんぷん。

 結局試運転車を走らせながら腰だめで順次思い出していきましたが、そこに追い打ちをかけるのがレールの汚れとポイントやジョイント接点の劣化。
 試運転中は面白いくらいあちこちで試走車が立ち往生したのですが、原因が配線のミスなのか操作のミスなのか、それともレールの汚れかを一々確かめながら進めるという泥縄状態。
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 結局移設に半日、残りの半日がトラムラインの調整でつぶれる事になりました。
 今はまあ、どうにか全線の運転が可能になりましたがこのあとにシーナリィの移設が控えています。

 しかし、試運転と調整の後半になるとレイアウト製作時の思い出が徐々に蘇り、最初は複雑と思っていたトラックプランも結構楽しく感じる様になってきたのも事実です。
 (そりゃあ自分で考えたプランですものwww)

光山鉄道管理局
 HPです。


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