アシェットのトラ35000

 今回の帰省では珍しい掘り出し物と思います。
 出先のとある中古屋さんで見つけたブリスターパックに収まった貨車と線路の組み合わせ。
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 わたしも実物を滅多に見ないアシェットの「日本の貨物列車」のバラシアイテムの様です。500円でお釣りが来る安さだった事もあって手を出してしまいました。
 「日本の貨物列車」は週刊SL鉄道模型と同様に毎回付いてくるパーツを組み合わせてレイアウトを完成させるコンセプトの雑誌でしたが、他社の市販品にない貨車がラインナップされている事と線路やその他のパーツが既存他社とは異なるオリジナル規格だった事で異彩を放った(ついでに機関車もオリジナルの製品が用意されていた模様です)
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 聞くところでは通刊で200号以上出ていたそうなのでマニアのニーズは多かったと推察されるのですが、なにぶん初期の何号かを店頭で見た程度でしたから(あと樹木などのパーツをモジュール改修に投入したくらい)今回のアイテムには興味を惹かれます。

 入っていたのはトラ35000。モデルを見る限りでは短めに見える車体や足回りの細密感の良さから、ある程度スケール製が重視されたモデルの様です。
 ナインスケールの貨車と違って車輪の転がりもなかなか良好。
 お値段を思うとこれも掘り出し物のうちに入るかと思います。

 付属の線路ですが、一見してTOMIXかエーダイのそれに似た道床付線路ですがジョイント形状はオリジナル。
 造形色が幾分淡めでプラスチッキーなものの雰囲気は悪くないと思いました。
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 今回のアイテムを見ていると前回紹介したナインスケールの線路付き貨車をなんとなく連想したりして(笑)

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

レサレサ
2022年11月20日 20:40
トラ35000は1950年代後半製造で国鉄末期まで使われ、何を積んでも似合う汎用無蓋車ですから、いいものを手に入れましたね。

自分の所は私鉄の電鉄設定なので砂利積みに使う二軸無蓋車が欲しいのですが、意外に合うもの(木造の妻板が低いコトラ)が市販されてなくて困りました。
しょうがないのでトラ145000の妻板を切り取って低くし、小田急などにあった妻板が鋼製トムを4台ぐらい製造。あと有蓋車の足回りにGMのクモル用の側板を組み合わせた車高の低い側板全部が鋼製車、トキ15000の上回りを使った観音トムもどきなども製造。

砂利積み用なら最近KATOから全鋼製車のトラ55000が出たようですが、これって似ている東武のトラ1と車高が結構違うんですよねぇ・・・
光山市交通局
2022年11月21日 22:58
>レサレサさん

 今回のトラ35000はまさに「どこにでもいそうな無蓋貨車」の雰囲気をよく出していると思います。

 こういう普通の無蓋車、それも短躯の奴の製品化は案外少ないですね。
 或いは甲府モデル辺りのペーパーキットでいくつかあるかもしれませんが・・・